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    2021年度第1回目の開催となった、学生CGトライアル「WHO'S NEXT?」。今回は過去最高の171点の作品が応募された。国内外のアーティスト28名の審査を終え、いよいよ、 3/12(金)20:00に、無料オンラインフェスCGWORLD JAM ONLINE2020の番組「WHO'S NEXT? 2021年第一弾 結果発表&オンライン講評」にて、優秀賞(10名)が発表される。

    番組には特別審査員の秋元純一氏(トランジスタ・スタジオ)、鈴木卓矢氏(SAFEHOUSE)、宮川英久氏(コンセプトアーティスト)の3名が参加し、講評を行う。
    優秀賞を勝ち取るのは一体どの作品か?
    本番を前にどのような作品がノミネートされているのか、ぜひ、チェックしてもらいたい。
    ※ノミネート作品の掲載順についてはエントリーナンバー順となり、審査結果とは関係がありません。



    3/12(金)番組詳細はこちらから

    コンテスト概要

    No.1『OldCamera』

    比嘉 憧さん(専門学校ITカレッジ沖縄)
    私はフォトリアルな作品を作るのが得意でハードサーフェスなモデルを作るのが大好きです。

    ●作品解説
    この作品のこだわったポイントは実際にカメラを手に取りながら観察し、使い古したような質感に仕上げた所です。背景のデスクも自分が実際に作業していた環境をもとに作成しました。

    ●使用ツール
    Maya 、SubstancePainter、Photoshop

    No.2『XX番街』

    大上 慶人さん
    CGを始めてちょうど1年になります。ジェネラリストになるために、モデリングのスキルアップを目的に作成した作品です。 沢山の人に影響を与えるような作品を作れるようにこれからも楽しく励んでいきたいです。

    ●作品解説
    ある日の夕方の街の様子をコンセプトに作成しました。 ゲームフィールド的要素を加えながら、生活感のある町並みを作りました。

    ●使用ツール
    maya、photoshop、substancepainter、aftereffects

    No.3『壊死する幻影 トリスティティア』

    星名 マコトさん
    映画とゲーム両方に関われるようなアーティストになり、H.RGigerがゼノモーフを作り上げたように、クリーチャーの歴史に残り、後世に影響を与えるような私といえばこのクリーチャーという代表作のクリーチャーとその子の住む世界や物語を生み出したいです。artstation: https://makoto_6.artstation.com/

    ●作品解説
    有機物と無機物を綯い交ぜににしてこの世のものではない動き出した芸術作品をモチーフに作成した作品です。 西洋美術において教会の権威と紐づけられるパイプオルガンとゴシック、そして辛い現実からの逃避とも位置付けられることもあるロココなどの要素を加え作品の持つ象徴の補強を図りました。

    ●使用ツール
    Maya、Substance Painter、Photoshop、Zbrush

    No.4『GREEN CITY』

    小山内 澪さん(日本工学院八王子専門学校)
    背景モデラーを目指している19歳の専門学校一年生です。 プロを目指して技術向上に日々努力して行きたいです。

    ●作品解説
    植物と人工物の組み合わせが好きで制作しました。 テクスチャとライティングに力を入れました。

    ●使用ツール
    Maya、blender Substance Painter

    No.5『Cyber Wolf』

    平石 晃二さん(日本工学院八王子専門学校)
    見ただけでキャラクターのバックボーンを想像させられるような魅力的なキャラクターを作れるようになりたいです。

    ●作品解説
    科学技術と人体の融合(トランスヒューマニズム)が広く世間で浸透した未来の世界。冴えないメカオタクの少年が自作の身体能力強化ヘルメットを装着し、夜の街で悪と戦う、というコンセプトで制作いたしました。

    ●使用ツール
    Maya、Zbrush、Marvelous Designer、Substance Painter、Photoshop、Illstrator、After Effects

    No.6『竜暮れ』

    横超 丈留さん(HAL名古屋)
    CGを学び始めてから半年が過ぎたので、1つチャレンジとして応募してみました。将来はコンポジターとして映画製作の経験を積み、ゆくゆくはディレクターになって映画製作の指揮を執ることを目指しています!

    ●作品解説
    コンセプトは「竜が旅立った後の巣」です。 竜はもう戻ってこないですが、卵の殻たちは竜が帰ってくるのを待っているかのように見えます。そんな物悲しさを、彼方に飛んでいく竜の影と沈んでいく太陽で表現しました。

    ●使用ツール
    CINEMA4D、Redshift、MARI

    No.7『My best buddy』

    坂田 冬士さん(大阪デザイナー専門学校)
    背景モデラーを目指して日々勉強しています。 Twitter:@Sakata_Toji

    ●作品解説
    長期間整備され、大切に使われている銃をイメージし、制作しています。 メインである銃の形状、質感にこだわりました。

    ●使用ツール
    maya、substancepainter、toolbag3、photoshop、illustrator、aftereffects、v-ray

    No.8『待ち合わせ』

    坂井 悠斗さん
    物語のある作品を作っていきたいです。

    ●作品解説
    3Dと2Dのいいところをバランス良く見せられるように試行錯誤しながら制作しました。

    ●使用ツール
    blender、SAI2、Marvelous Designer

    No.9『ぬいぐるみのある子供部屋』

    佐藤 康文さん(名古屋造形大学)
    大学3年生です。今年から3DCGめました。背景モデラーを目指しています。今回の製作活動を通じて、プロップをメインに作品制作をやっていきたいと思いました。まだ未熟者ですが、これからもCG製作を頑張っていきます。

    ●作品解説
    この作品はぬいぐるみを作りたいという動機で着手していきました。ぬいぐるみに合わせて子供部屋を作りました。ぬいぐるみの毛の質感や、プロップの一つ一つの質感に力を入れて、コンポジットで雰囲気を作りこむ所にも挑戦してみました。

    ●使用ツール
    MAYA、Photoshop、Aftereffect、Illustrator

    No.10『ゾンビドラゴン』

    ヤマモトアキさん
    Twitter @akakttt31 に沢山載せてます。ぜひ見てください。

    ●作品解説
    グロい、キモい中にドラゴンのカッコよさを出せるよう顔にはこだわりました。

    ●使用ツール
    zbrush、keyshot、procreate

    No.11『反逆者』

    岩佐 一輝さん(日本電子専門学校)
    将来は、人の心を揺さぶることができるような作品を作っていきたいです。

    ●作品解説
    「蜂起を起こしたエリートのサイボーグ」をコンセプトに制作しました。 映画のワンシーンのような絵を目指しました。

    ●使用ツール
    Maya、Photoshop、Zbrush、SubstancePainter

    No.12『Morning』

    高橋 萌香さん(デジタルハリウッド東京本校)
    現在、モデラーに興味があります。作りたいです。3DCG業界で働けるように日々精進していきたいと思います。

    ●作品解説
    寒い朝、朝食を作っている人のキッチンです。朝の空気感や光、誰かがそこにいる、そこに存在しているということを意識しています。見ている人が覗いてしまった、と思うような絵にしたいと思い、少し上からキッチンを覗いているような構図を意識しました。

    ●使用ツール
    Maya、Substance Painter、Photoshop、Illustrator

    No.13『Can You Hear Me?』

    山田 瑞来さん(東北大学)
    大学で研究をしながら独学でcgを勉強をしています。トランスフォーマーにあこがれてこの世界に入りました。メカ好きです。周りにCGを触っている人が誰もいないのでもし宮城でCGに携わっている方がいらしましたら、お話してみたいです。 Twitter→ @mizuki1006toho1

    ●作品解説
    戦うロボットがいるなら、ギターを弾く陽気なロボットがいてもいいじゃないか、そんなコンセプトです。色々なところに見てて飽きない工夫を凝らしています。見た人の印象に残るように色のコントラスト強めにしました!

    ●使用ツール
    Maya、ubstance painter、rnold、arvelous designer、hotoshop

    No.14『cafetelia』

    佐々木 ルヘール瑠唯さん(ECCコンピュータ専門学校)
    現在はUE4を勉強していて、将来的にはSubstance DesignerやHoudiniを使ったプロシージャルなモデリング等ができる様になる事が目標です。 背景だけではなくエフェクトにも興味があります。

    ●作品解説
    雰囲気やライティング、作品全体の色合い等を特に意識しました。 また接合部や経年劣化による建造物の端の欠け方なども力を入れました。

    ●使用ツール
    Maya、Photoshop、Substance Painter、Unreal Engine4

    No.15『補給』

    橋本 大輝さん(東京大学)
    体験した多くの人の想像と思考を同時に揺さぶるような、表情豊かな世界観や物語をいろんな人と一緒に作れたらいいなと思いながら活動しています。

    ●作品解説
    そういえばこの装置ってなくてはいけないけど、結局一体何なんだろうということを気にしている場面です。自粛生活でふと感じた常識への疑問や閉塞感、外への憧れなどがコンセプトになりました。

    ●使用ツール
    Houdini、ZBrush、Marvelous Designer、Substance Painter、Redshift

    No.16『探検ごっこ』

    山田 達紀さん
    趣味で3DCGをしています。人の心を動かす作品を作りたいです。https://htmi.artstation.com/

    ●作品解説
    小さいころ近所に廃屋があり、中に入ってよく探検ごっこをしていました。 不思議なものを見つけたり、怖い人が出てきて追いかけられたり、いろんなことがありました。 そんなことを思い出しながら制作しました。

    ●使用ツール
    Blender 2.90.1

    No.17『Traveling Alone』

    岩間 つぐみさん(東京電機大学)
    初めて応募しましたが、これを通じて自身の未熟さに気が付きました。自分自身が良いと言える作品を作れるよう、これからも精進します。

    ●作品解説
    一人での海外旅行中に一服しているおじさんのイメージで作成しました。 実物を採寸してスケールに気を付けたり、構図や色遣いにも気を使いました。

    ●使用ツール
    Blender、Substance Painter、Substance B2M、Megascans、Illustrator、Photoshop、AfterEffects

    No.18『Mystical Book』

    長谷部 瑶さん(HAL東京)
    今回応募した作品を掲載しているArtStationのリンクです。https://www.artstation.com/artwork/WKzDWN いくつかのアセットはSketchfabにアップロードしているので、こちらもぜひご覧ください。https://sketchfab.com/Amatsukast

    ●作品解説
    中世ファンタジーと錬金術をコンセプトに、CGならではの表現を目指して制作しました。一つ一つのアセットを細部まで拘って作り込みました。

    ●使用ツール
    Blender、Maya、Substance Painter、CLIP STUDIO PAINT、Photoshop、Illustrator

    No.19『Left Behind -残存-』

    松永 倖汰さん(日本工学院専門学校)
    ゲームの背景アーティストを目指し、ライティングや絵作りを勉強しています。

    ●作品解説
    過去に画家が住んでいた部屋の廃墟をテーマに制作しました。 長い年月が経ち、森の奥で孤独に描いていた画家の心情や残された画材たちの無秩序さを表現しました。

    ●使用ツール
    maya、Substance Painter、Photoshop、Megascans、After Effects

    No.20『吊船街』

    本郷 友尋さん(日本電子専門学校)
    私は自分の理想の作品を、自身で短編でも長編でも映像で作りたいと思っています。そしてその作品が一人でも多くの見た人を圧倒させ、楽しませる作品を作ることが今後の自身の目標です。 Artstation https://www.artstation.com/jumbledge Twitter https://twitter.com/jumbledge1

    ●作品解説
    作品のコンセプトは「理想のフィクション」です。 私はSF作品が好きで、高層の建物で貧富の差が明らかに表現されている部分で貧困の街を作品にしました。その街での人々の足がゴンドラとなって支えているのを表現しました。 こだわった点は、被写体のゴンドラと背景の兼ね合いです。両方とも雰囲気が似ていたものだったため、ライティングとコンポジットでバランスをとりました。

    ●使用ツール
    Maya(モデリング)、Arnold(レンダリング)、Substance Painter(テクスチャ)、Photoshop(コンポジット)

    No.21『Encount』

    高橋 孝典さん(東京大学)
    キャラクタモデラ―志望。これからもクリーチャーを中心に制作していきたいと思います。 twitter https://twitter.com/bit66251069

    ●作品解説
    薬の開発にドラゴンの唾液が役立つことが分かり、調査隊が派遣された。頻繁にドラゴンが出没する泉で、唾液を収集しようという計画である。 調査隊が茂みの隙間から泉をそっとのぞき込むと、休息しているドラゴンを発見。唾液も垂らしている。あとはドラゴンが立ち去るのを待つだけだ。

    ●使用ツール
    Zbrush、Substance Painter、maya,megascans、After Effects,Photoshop

    No.22『あの夏を忘れない』

    園田 奈穂美さん(大阪デザイナー専門学校)
    背景モデラー志望ですがライティング等の絵作りにも興味があります。見た人がここに行きたい、散策したいと思えるようなものを作りたいです。https://mobile.twitter.com/Slumber400

    ●作品解説
    架空の終着駅「永ヶ浦(とこがうら)」を制作しました。西陽が差す、切なくも美しい情景を目指しました。

    ●使用ツール
    Maya、Substance Painter、After Effects

    No.23『Journey's End』

    前田 大輝さん(ECCコンピュータ専門学校)
    普段は専門学校でゲーム制作やCG制作について勉強しています。質感表現やマテリアル作りが好きです。将来的にはゲーム関連に携わっていきたいと考えております。

    ●作品解説
    「冒険家を乗せた船が最後にたどり着いた島」という設定で制作しました。絵作り、質感表現にこだわりました。

    ●使用ツール
    Maya、Photoshop、Substance Painter、Substance Alchemist、ZBrush、SpeedTree、Unreal Engine4

    No.24『Lab』

    福島 優さん(東洋大学)
    将来、背景モデラーを目指して専門学校と大学で勉強しています。自分の作品をもっと見てもらえるように頑張りたいです。

    ●作品解説
    爆発事故が起こった研究所をイメージして作成しました。カプセルを少しずらして整い過ぎないようにしました。ライティングや空気感にも気を付けて作成しました。

    ●使用ツール
    Unreal Engine4、Maya、ZBrush、Marvelous Designer、Substance Painter、Photoshop

    No.25『神棚』

    大神 隆之介さん(デジタルハリウッド大阪本校)
    キャラクターの造形に興味があります。 生命感を感じられるようなキャラクターモデルを今後は制作してみたいです。

    ●作品解説
    置物の不思議な魅力や神秘性のようなものを表現しようと考え制作しました。 実物を忠実に再現できるよう造形やテクスチャにこだわりました。

    ●使用ツール
    MAYA、ZBrush、Photoshop、Substance Painter

    No.26『切り離された世界』

    本間 翔大さん(日本電子専門学校)
    CGを初めてもう少しで二年になります。いろいろとまだまだですが勢いつけて頑張ります。

    ●作品解説
    初めての背景作品で、自分の「好き」を詰め込みました。世界観や構図のまとまりを意識しました。楽しかったです。

    ●使用ツール
    maya、substansepainter、photoshop、ivygenerator、zbrush

    No.27『At Remains』

    前田 寛人さん(東北芸術工科大学)
    度々浮かぶ空想を現実に映し出したくて、その手立てとして3DCGを勉強し続けています。現時点での目標は、思い浮かべた空想の見た目や雰囲気をほぼ完璧に表現できるようになることです。この目標めがけて、一歩ずつ前進していきたいと思っています。

    ●作品解説
    「冒険者の少年が未開の遺跡で見たモノ」という場面を描こうとしました。「未知なモノ」に対する不思議な感覚や魅力が少しでも伝わっていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

    ●使用ツール
    Maya、ZBrush、3D-Coat、Substance Designer、Marmoset Toolbag3、Akeytsu、UE4、Procreate、Photoshop、GIMP

    No.28『Bad Influence』

    山﨑 遼さん(大阪情報コンピュータ専門学校)
    コンセプトアート・3Dモデリングを主に制作しています。今後も新しいものに触れながらさらなる向上を目指していきます。

    ●作品解説
    リアルなモデル制作に力を入れ、ダークな背景設定が伝わるような絵作りを意識しました。

    ●使用ツール
    Maya、Zbrush、SubstancePainter、3Dcoat、MarvelousDesigner、Megascans

    No.29『しとしと。』

    小牧 穂乃佳さん
    ゲーム、映像系のモデラーを志望しております。その場の空気感を大切にした作品作りをしています。 https://www.artstation.com/honoka1203

    ●作品解説
    「雨の日の帰り道」をテーマに制作をしました。白く短い線のパーティクルを降らせることで雨を表現しています。またテクスチャ全体に灰色と青色を重ね雨雲に覆われたどんよりとした空気感を演出いたしました。

    ●使用ツール
    Maya、Photoshop

    No.30『帰宅』

    前田 虹太さん(倉敷芸術科学大学)
    普段はハードサーフェスを中心に制作しています。背景モデリングは始めたばかりですが、魅力的な作品を目指して勉強中です。

    ●作品解説
    一人暮らしの男性が住んでいるアパートを作りました。玄関のドアを開け、帰宅する瞬間がテーマです。夕方ならではの空気感や哀愁が出るようにライティングにこだわりました。

    ●使用ツール
    Blender、Photoshop、Substance Painter

    No.31『ピアノ』

    福地 翔妃さん(デジタルハリウッド大学)
    ゲーム業界に背景モデラーとして就職したいです。リアリティのある構造や質感の表現ができるように頑張っていきたいです。

    ●作品解説
    廃墟に取り残されたピアノをイメージして作りました。

    ●使用ツール
    Blender、Substance Painter

    No.32『輝く場所に連れて行くよ』

    北村 真彩さん(デジタルハリウッド東京本校)
    デジハリを修了し、転職活動を始めました。 今回の作品は学生のうちに好きなものを好きなように!と振り切ったため、最近は基礎に立ち返ろうと改めてインプットに努めています。 ポートフォリオサイト: https://kitamura0202ma.myportfolio.com/

    ●作品解説
    アイドルにとっての晴れの舞台、その中でも、彼女たちの気持ちと観客の気持ちが向き合った瞬間を切り取るようなイメージで制作しました。 タイトルはアイドルとファン、双方の言葉です。

    ●使用ツール
    MAYA、PhotoShop、UnrealEngine4

    No.33『THE SPARK : BLACK WOLF』

    鄒 沛樺さん(京都精華大学)
    誇りを持って「これは私が作った!」と言えるようなキャラクターや作品を作りたいです。 Twitter URL:https://twitter.com/andrewtsou86521

    ●作品解説
    2097年、各政府は自分の領地を管理できず、「Dark Zone」と呼ばれる無秩序のエリアが現れました。そこでDark Zoneを混乱から戻し、秩序と人々を守ろうとしている「THE SPARK」という組織が現れました。その中、ほとんど身体改造に頼らず、最強の男「Black Wolf」と呼ばれる男がいた。この作品は特に頭の造形、肌の質感、髪を拘りながら作りました。

    ●使用ツール
    Zbrush、MarvelousDesigner、Mari、 SubstancePainter、Xgen、Maya、 Photoshop

    No.34『マリアとジョニー』

    坂田 大河さん(日本電子専門学校)
    NEXTには専門学校に入学してから、かかさず応募しておりました。応募するというきっかけ、作品を作るきっかけ、成長できるきっかけをくださり本当にありがとうございました。2021年の4月に新社会人となり、最後のコンテストとなりますがよろしくお願い致します。本当にありがとうございました。

    ●作品解説
    ジョニーは医学者であり、マリアは人の形ではない化け物でした。その彼女を解剖し繋ぎ合わせ女性の形にした際に、ジョニーは事故により脳だけになります。しかし、恩返しの介抱をするマリアは不満はなく、ジョニーは決して脳だけで一生を終える気はないと心から思っています。この一枚絵はマリアとジョニーが体を作る際に目をさきにどう?とふざけ合っている一場面です。大きな愛情は形に囚われないという意味を込めています。

    ●使用ツール
    Photshop、zbrush、maya、SubstancePainter

    No.35『再起』

    西尾 郁美さん(デジタルハリウッド大阪本校)
    デジタルハリウッドを卒業し、現在就職活動中です。観た人の琴線に触れる作品を作ることを目標にしています。

    ●作品解説
    「希望」をテーマに、世界観と最終的な絵作りにこだわりました。ノイズを付け、荒廃した世界になるよう気を付けました。

    ●使用ツール
    Maya、Zbrush、Substance Painter、AfterEffect

    No.36『変恋』

    重田 勇輔さん(HAL東京)
    将来はクリーチャー関連のキャラクターアーティストになりたいです。色んなアプローチで制作することが好きで、モデリングとシェーダに興味があります。

    ●作品解説
    「恋」をコンセプトにフォトリアルかつファンタジーな雰囲気を目指しました。 感情によって色が変わるというカメレオンの特性を活かして、コンセプトを表現しています。

    ●使用ツール
    ZBrush、Maya、Houdini、Mari、SubstancePainter、Megascans、Photoshop、Nuke

    No.37『崇め祀られるもの』

    島貫 瑞希さん(東北芸術工科大学)
    最近雪かきが大変なのでCGでストレス発散しています。 世界で最も貴重な物体が複数の宗教から崇められている様子を制作した。

    ●作品解説
    こだわりのポイントは、異常なほどの執着心が一目でわかるように一つ一つを独創性の高いデザインにしたことです。

    ●使用ツール
    Blender、Zbrush、SubstancePainter、Photoshop

    No.38『Specimen』

    中江 葵さん(デジタルハリウッド大阪本校)
    デジタルハリウッド大阪校に通っています。CGは初心者で初めて作った作品がこのSpecimenでした。いつまでも見ていたくなる作品を心掛けながら制作をしています。

    ●作品解説
    標本をテーマに制作した作品です。生きた蝶と死し標本となった蝶の陰鬱とした中にある美しさを表現したく制作いたしました。

    ●使用ツール
    Maya、Photoshop

    No.39『Merry go round』

    師 直樹さん(デジタルハリウッド 東京本校)
    背景モデラーを目指し、CGの勉強を始めました。人の心を動かすような作品を生み出せるよう精進していきたいです。

    ●作品解説
    細かい装飾やライティングにこだわり、よりリアルに見えるよう工夫しました。

    ●使用ツール
    Maya、Substance Painter、Photoshop

    No.40『廃庭』

    本山 智敦さん(大阪情報コンピュータ専門学校)
    現場での第一線に立てるように頑張りたいと思います。

    ●作品解説
    作品コンセプトは架空の世界の廃城の中庭です。こだわったコンセプトはオブジェクトの目線誘導と空気感です。

    ●使用ツール
    blender、3dcoat、zburush、photoshop、substancepainter

    No.41『暁日』

    金澤 珠里さん(神戸電子専門学校)
    リアルで、心が動かされるような作品を作れるように猛勉強中です。 juu_jayo.artstation.com

    ●作品解説
    夜明けの東洋の街をコンセプトに制作しました。朝の冷えた新しい空気や、どこか懐かしさを感じられる風景を目指しました。

    ●使用ツール
    MAYA、Substance Painter、Photoshop

    No.42『観世音菩薩』

    井上 萌子さん(デジタルハリウッド)
    フォトリアルなキャラクター制作に興味があり、老若男女色々なモデルを作れるようになりたい。バックストーリーの感じられるモデルや、背景制作にも挑戦し表現の幅を広げていきたい。

    ●作品解説
    仏教美術に興味があり制作しました。人の形をとってはいるが神仏ではある、という微妙なラインを表現するのに悩みました。ゆったりとした輪郭や切れ長な目、控えめな口元など仏像にみられる特有のフォルムを出すことにこだわりました。

    ●使用ツール
    MAYA、Zbrush、Substance Painter、Marvelous Designer、Photoshop