これまでほとんど取り上げられることのなかった、ディズニーの衣装デザインについて取り上げた『ディズニー・コスチューム大全』が発売される。同書は、衣装デザイナーたちが一着一着に注ぎこんだ、想像力や情熱、細部への気遣いにスポットライトを当てた一冊。
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■書籍概要
1985年の『オズ』から2019年の『アラジン』まで、実写映画で実際に使われた衣装のディテール写真やデザイン画など、多数の図版とともに実写映画の56キャラクターの衣装を解説。衣装デザイナーへのインタビューを通じて、ディズニーの衣装デザインにおける創造性に迫る。巻頭では、アニメーションやテレビ番組、パークのキャストの衣装など、ディズニーの衣装デザインの歴史について解説している。豊富な資料写真と関係者へのインタビューは、ディズニーのクリエイションの歴史と過程を知る上でも貴重な内容となっている。
内容
●プロローグ ディズニーの衣装
アニメーションや実写映画、テレビ番組、テーマパークや店舗、ゲームにいたるまで、ディズニーの衣装がどう創られてきたのか。
●ケーススタディ お城の舞踏会
アニメーション、実写映画と何度かディズニー映画化されてきた『シンデレラ』。時代性や文化的な課題を考えながら、衣装デザイナーたちは、最も有名なおとぎ話をつくりなおしてきた。
●PART1 闇に生きる者たち
ディズニー映画の魅力のひとつである、ヴィラン。彼女ら・彼ら自身も魅力的なキャラクターの衣装をどうデザインしてきたのか。
●PART2 光と闇のはざまで
マレフィセントやキャプテン・ジャック・スパロウなど、正義の味方とも悪の化身ともつかない複雑なキャラクター。光と闇を併せ持つ個性を表現する、衣装デザインの秘密。
●PART3 光に包まれて
『美女と野獣』のベル、『アラジン』のジーニー、アラジン、ジャスミンなどの主人公たち。言葉だけでなく、生きた人物としてどう表現するか。映画ならではの創造性がここ。
『ディズニー・コスチューム大全』
ジェフ・カーティ著、ウォルト・ディズニー・アーカイブスのスタッフ著、浅野美抄子翻訳
形式:書籍
発売日:2021年04月20日
ISBN:9784798168043
定価:4,180円(本体3,800円+税10%)
仕様:A4変・176ページ
分類:一般書