アメリカTopaz Labsは10月18日（金）、AIを活用した画像のアップスケーリングツール「Gigapixel 8」をリリースした。アップスケーリングと同時にテキストプロンプトを併用してフォトリアルなディテールを追加できるAIエンハンサー「Redefine」モデル、顔のディテールを詳細に復元する「Face Recovery Gen 2」モデルを搭載し、クラウドレンダリングにも対応する。
顔のエンハンス品質をより高めたFace Recovery Gen 2
GigapixelのFace RecoveryモデルがGen 2にアップデート。特に横顔の復元結果が大きく改善され、多様な肌色やボディジュエリー（素肌に施すラメなどのボディアート）を含む復元品質が向上。リアリスティックまたはクリエイティブの出力を選択でき、クリエイティブを選択した場合には、ほうれい線の修正や綺麗な歯などの修正を施すことも可能だ。
画像生成AIを併用してディテールを追加するRedefineモデル
新搭載のRedefineモデルでは、オリジナル画像に十分な情報がない場合に、生成AIによって画像を再構築し修復することができる。一般的な画像生成AIとのちがいは、オリジナル画像の忠実度・同一性を高いレベルで維持することだという。本モデルによる画像処理は、新機能のクラウドレンダリングを利用することで最良の結果が得られるとのことだ。
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オリジナル -
Redefine後
Redefineモデルは、画像生成AIが生成した画像のエンハンスにも利用できる。キャンディでできた街をチーズでできた街に変更する例では、元画像の忠実度は保ちつつ、構成要素が置き換えられている。
クラウドレンダリング
Gigapixel 8では、RedefineとRecoveryの両モデルによる処理をローカルマシン上だけでなくクラウド上で非同期に実行できるようになった。実行には画像サイズとモデルに応じてクレジットを消費する。
プラン
機能制限なしのトライアル版、個人版「Gigapixel 8」、商用版「Gigapixel Pro」の3種が用意されている。個人版は1年間のアップデート権付きで99ドル（約15,000円）、リニューアル64ドル（約9,700円）。ProがサポートするのはCLI Support、コマーシャルライセンス、シートマネジメント、APIサポート、オフラインアクティベーションで、価格は499ドル（約76,000円）から。
CGWORLD関連情報
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https://cgworld.jp/flashnews/202410-4by4-Pixell.html
●AIで動画品質が向上する動画エンハンサー「Topaz Video AI 5.2.1」リリース！ 新しい強化モデル、After Effects用のスローモーションフレーム補間、Proライセンス拡充など
Topaz Labsによる動画エンハンサー。AIの解析により自然なアップスケール、シャープネス、スムーズ、スタビライズ、ノイズ除去などを動画に適用できる。
https://cgworld.jp/flashnews/202407-TopazVideoAi5.html
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https://cgworld.jp/flashnews/202406%E2%88%92Magnific.html
