2021年に開催されたアニメーター松本翔氏の講座『視線誘導を活用したゲームモーションの極意 ~リアルタイムのゲームモーションで必要な視線や意識の誘導~』が9月2日(月)に再講演となりました。
講座の詳細はこちら講義の詳細
この講座ではゲーム用のモーションを作成するに上で必要な視線や意識の誘導について詳しく解説します。
リアルタイムで沢山の情報が表示されるゲームではプレイヤーの分身であるキャラクターが何をしているかを認識してもらうため、できるだけ自然に情報を表示し、動きを理解してもらう必要があります。
動きとして正しいアニメーションでもリアルタイムで沢山の判断を迫られるタイミングで再生されると、シチュエーションによっては混乱を生む「ダメモーション」になります。
特にゲームによるアニメーションではキャラクターモーションと敵の動きとしてつくる動きは同じではありません。
時と場合によっては動きとしては間違いとも取れる「嘘」を組み込むことによってリアルタイムで動くキャラクターとして説得力をもったアニメーションにすることができます。
視聴者の無意識下で行われる考え方を比べ、格闘技や心理などから学んだ視線誘導などのテクニックを組み込みながら、具体例をあげて細かく分解し解説します。
基本はアクションゲームのインゲーム用モーションの考え方となりますが、3Dアニメーションや映画などのキャラクターアニメーションにも通ずる視線誘導や意識誘導の講義です。
松本 翔 氏
大阪生まれのアメリカ育ち パサデナにあるアートセンターを卒業後、日本のゲーム業界で働きたく帰国。海外で少林拳法を教えていた経験を使い現在はフリーランスのモーショナーとして活動中。
・機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY(2011)
・ドラゴンボールZ BATTLE OF Z(2013)
・リトルノア(2015)
・悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls(2016)
開催概要
- 開催日時
2024年9月2日(月)18:00-21:00
- アーカイブ配信
あり
※期間限定
- 価格
10,000円(税抜)