株式会社スクウェア・エニックスは、現在運用している在宅勤務の態勢を2020年12月1日より正式に制度化し、役員および全職種の社員を対象として運用を開始する。
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■概要

在宅勤務制度を、今般の感染症対策のみにとどまらない恒久的な制度として同社の就業体系の中心に位置づけるもの。これにより柔軟かつ多様な就労環境を実現し、さらなる生産性の向上およびワークライフバランスの最適化を目指すという。この制度によって就業の選択肢が広がり、同社にとって多様な人材の獲得が可能になる。また、災害や雇用モデルの変化といった突発的な事態にも対応しうる体制を構築するという。

■在宅勤務制度について

この制度では、最高のエンタテインメントを届けるにあたり不可欠な創造性や業務の生産性の確保のため、および業種の特性上必須となるセキュリティ水準を維持向上するために「ホームベース」、「オフィスベース」の2方式を併用する。同社は、各社員に対して「ホームベース(平均週3日以上在宅で勤務)」または「オフィスベース(平均週3日以上出勤)」のいずれかを指定。原則として全対象者を「ホームベース」としたうえで、業務上の必要性を鑑み、特に「オフィスベース」での勤務を必要とする業務および個別の社員を部門長が指定する。ベースは業務の繁忙に合わせて1ヵ月単位で変更可とするが、導入初月の12月は「ホームベース」の社員が約8割となる予定だという。

制度名:在宅勤務制度
同社のほか、同制度を導入する会社:
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
株式会社Luminous Productions
開始時期:2020年12月1日より適用