CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、以下CRI)とセガゲームス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:里見治紀)は、セガゲームスが開発した2D/3Dグラフィックスミドルウェア「アクロアーツ」の事業を、CRIに移管することで合意した。

「アクロアーツ」は2D/3Dグラフィックスで多彩な表現を実現する技術。CRIは、「アクロアーツ」をCRIのミドルウェア製品群「CRIWARE(シーアールアイウェア)」に取り入れ、従来の音声・映像技術に加えて、新たにグラフィックス技術に対応していく。これにより、CRIWAREでコンテンツ制作に必要な環境をトータルにサポートすることが可能になる。
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■「アクロアーツ」とは

「アクロアーツ」は、セガゲームスが長年のゲーム開発で培った高度な制作技術をベースにした、2D/3Dグラフィックスミドルウェア。デザインツールとランタイムエンジン(実行プログラム)の両方を備えており、デザインツールでは、通常プログラミングが必要な3Dグラフィックスを用いた動きを伴うUIやコンテンツをプログラマの手を介さずに、企画者やデザイナー自身が思い描いた通りに制作することが可能。ランタイムは、スマートフォンやゲーム機はもとより、家電等の各種組込み機器まで幅広いプラットフォームに対応しており、制作したUIやコンテンツが実機上でスムーズに動作する。

■「アクロアーツ」の特長

【開発期間を大幅に削減できるデザインツール】
インタラクティブなUI画面や演出、シーン(画面表示)の制作・チェック・修正の全てをデザインツール上で実現。

【様々なデバイスで動作する軽量なランタイムエンジン】
ランタイムエンジン(実行プログラム)は幅広いプラットフォームに対応し、低負荷なプログラムを実現。実機上での即時プレビューにも対応。

【動作環境に柔軟に対応可能なプラグイン機能】
組込み機器など個別要件に合わせて、柔軟にカスタマイズ可能な仕組みを備えている。

<「アクロアーツ」の適用範囲>
メニュー等のインタラクティブGUI、エフェクト、実映像への重畳画像、コンテンツなどの制作

<「アクロアーツ」の適用分野>
・ゲーム:スマートフォンゲーム、家庭用ゲーム、アーケードゲームなど
・映像機器:カラオケ、遊技機など
・家電等の組込み機器:テレビ、ビデオ、複合機、カメラなど
・デジタルサイネージ:モニター、サイネージ機器など

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※ACROARTS, Acroartsロゴは、株式会社セガホールディングスまたはその関連会社の登録商標または商標。
※CRI・ミドルウェア、CRI・ミドルウェアロゴ、「CRIWARE」、「ADX」、「Sofdec」は、 日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標。