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vol.81 Copy and UV

vol.81 Copy and UV

02 All Flow-2

次に、リングの断面となる円をCircle SOPを使って作成します。このとき円はUOrderが2のNURBS、またOpen Arcで360度の弧として作成しましょう。後は同じ手順でUVを作成し、長さを計測の後、比率を乗算しておきます。これで断面の完成です。この断面はくれぐれもUVの値は、V方向へ作成しておきます【L】



  • これら2つのカーブをCopy SOP【M】を使って配置します。このとき、Attributeを設定します。To PointへlengthをSetへ、uvをAddへ設定します【23】。ここが重要なポイントで、UとVを加算することで、それぞれのPointへ再配置することができます【24】。これはPointのAttributeであることが重要となります





  • Wrangle【N】でUVの比率を0~1の範囲に収めます【25】。このときに、lengthのAttributeを使用します【26】。 また、UVをVertexのAttributeへクラス変更します【O】。その後Fuse SOP【P】を使って切れているPointを接続し、Polygonへ変換します【Q】。最後にSkin SOP【R】を使ってPolygonを張って、UVを自動生成したリングの完成です【27】


リングを配置するしくみをつくります。まず、リングのサイズを調整します。Transfrom SOP【S】でExpressionを使い、内径を1に揃えることで、後々制御しやすいでしょう【28】



  • 次に、カーブをResample SOP【T】で分割した際のLengthにTransform SOPでリサイズします【U】。これでコピーの準備が整いました。ベースとなるカーブにはPolyFrame SOPでNとupを作成しておきます【V】。それに対し、リングをコピーします【W】。このとき、Stampを使い【29】、1つ飛ばしで90度回転させながらコピーするように、Variableを作成します【30】。その値をTransfrom SOP【X】へStampし、鎖の完成です【31】。必要に応じて、UV Layout SOP【Y】を使って並べ直してもよいでしょう【32】

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03 Operators

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