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独学でストップモーションアニメ制作に挑んだ堀 貴秀監督の情熱と才能が結実したSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』。その前日譚となる最新作『JUNK WORLD』の本編冒頭映像が解禁された。

『JUNK HEAD』は、2017年にカナダ・モントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞。2021年3月には待望の国内公開を果たし、ミニシアターランキングで2週連続1位を獲得。興行収入は1.4億円を突破した。

最新作『JUNK WORLD』は、6月13日(金)に劇場公開となる。造形原型にはZBrush、Blender、Rhinocerosを、3D映像の制作にはBlenderを使用。前作の世界観をさらに深化させた意欲作で、1042年前の壮大で複雑な地下世界を舞台に、失われた未来を描く物語だ。

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公式HP

解禁された本編冒頭映像

朽ち果てたように横たわるロボット・ロビンの衝撃的な姿から始まる本編映像。そしてそこに群がる正体不明の物体。さらに機能が完全に停止したかに見えたロビンにも異変が――。これから起こる壮大な物語の始まりを予感させる印象的な幕開けとなっている。

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公開情報

前作『JUNK HEAD』で話題を呼んだ<ゴニョゴニョ版(日本語字幕)>が、今作『JUNK WORLD』でも登場。<日本語吹替版>とあわせて、6 月13 日(金)より劇場公開。独特の世界観を、好みに合わせた音声で楽しめる。

6 月12 日(木)23:40 からは、新宿バルト9 にて、堀 貴秀監督が登壇する“カウントダウン舞台挨拶”を開催。6 月14 日(土)には新宿バルト9、横浜ブルク13、川崎チネチッタ、6 月15 日(日)は、T・ジョイ梅田、ミッドランドスクエアシネマ、6 月22 日(日)には、T・ジョイ博多、T・ジョイパークプレイス大分でも舞台挨拶が予定されている。

CGWORLD関連情報

コマ撮りアニメ映画『JUNK WORLD』でのCGの役割

CGWORLD CREATIVE CONFERNCE 2024では、堀 貴秀監督によって制作中の『JUNK WORLD』におけるCGの使い方が紹介された。

前作では粘土で原型を作り映像もアナログ撮影だったところから、デジタル原型や3D映像を取り入れてどう違和感なく表現していったのか、詳しく解説された。

cgworld.jp/special/cgwcc2024/detail/yamiken