群馬県とVookは、映像分野で次世代を担うクリエイターの発掘および地域魅力の発信を目的に群馬県の主催する、ショートフィルムコンペティション「ぐんま次世代映像クリエイターコンペ2025」を実施する。
本事業では、群馬県を撮影地または舞台とした3〜20分(目安時間10分)のストーリー性ある映像作品を募集し、企画審査により選ばれた10組に制作資金100万円(税込)を支援。最終審査では、大賞ほか各賞を決定し、2026年2月(予定)に群馬県内で完成披露試写会を実施する。
ぐんま次世代映像クエリエイターコンペとは?
群馬県では近未来構想の1つとして「クリエイティブの発信源」の実現を目指しており、クリエイターやクリエイティブ企業が活躍し続けることができる環境(エコシステム)の構築に取り組んでいる。その実現に向け、“世界から群馬へ、群馬から世界へ!”をコンセプトに、群馬県を撮影地または舞台としたショートフィルムのコンペティションである、ぐんま次世代映像クリエイターコンペを、昨年度に引き続き今年度も実施する。
本コンペティションを通じ、映像クリエイターのステップアップの機会や交流の場を提供するとともに、群馬県との関係を築くことにより、映像クリエイターの育成・集積を推進することを目指す。
募集概要
【コンテスト概要】
群馬県を撮影地または舞台とした「ショートフィルム」のコンペティションです。ショートフィルムは、以下を満たすものとする。
(1) ストーリーのある、約10分のショートフィルムであること。
(2) 群馬県の魅力をエッセンスとして取り入れ、群馬県内で撮影を行うこと。
(3) テーマ設定は自由。
【審査・選考】
①企画審査:規定の応募により、ショートフィルムの企画を審査し、10組のクリエイターを選考する。
②作品審査:企画審査を通過した10組には、2026年1月末までに作品を制作すること。
【企画応募期間】
7月14日(月)〜8月12日(火)正午12:00締切
【制作資金】
100万円(税込)/組
【制作物】
本編(3〜20分)・予告編
【大賞発表】
2026年2月(試写会会場にて)
事業の特徴

1.制作資金100万円を支給
「作品審査」に向けた制作資金として、100万円(税込)を支援。支援金はロケハンやキャスト・機材手配、ポスプロなど、必要とする工程に自由に活用可能。従来、自主制作につき自己負担で制作を行っている映像クリエイターの夢を群馬県が応援。
2.制作・ロケ地調整をサポート
企画審査を通過した10組のクリエイターの映像制作を事務局と群馬県がサポートする。具体的には、海外映画祭へのエントリーを見据え、プロの講師が勉強会や作品の制作支援、ロケ地相談、撮影許諾サポートを行う。
3.完成作品の試写会を実施
作品の完成後に作品完成披露試写会を実施する。試写会では表彰式も行い、最も優れた作品を大賞として表彰します。また、完成作品は審査員から直接講評も受けられる。
審査委員長

奥田瑛二氏
俳優・映画監督
1950年、愛知県生まれ。79年、映画『もっとしなやかにもっとしたたかに』で初主演。86年『海と毒薬』で毎日映画コンクール男優主演賞、89年『千利休・本覚坊遺文』で日本アカデミー主演男優賞を受賞。94年『棒の哀しみ』ではキネマ旬報、ブルーリボン賞など8つの主演男優賞を受賞する。近年の出演作に連続テレビ小説「らんまん」(23年度前期/NHK)、映画『かくしごと』(24年/関根光才監督) 、2025年1月期TBS火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」などがある。
群馬県知事コメント

群馬県では、近未来構想の1つに「クリエイティブの発信源」を掲げ、群馬県内での映像制作の支援や人材育成などに取り組んでおり、その一環として今年度もぐんま次世代映像クリエイターコンペを実施します。
このコンペでは、制作資金の支援や、事務局による撮影のサポート・制作アドバイスなどを通じて、映像作品の制作というクリエイターの夢の実現を群馬県が応援します。
「映画監督として羽ばたきたい。自分の映画を多くの人に見てもらいたい。」という強い意志や情熱を持つ、多くのクリエイターの皆さまに応募いただき、群馬県をロケ地とした魅力的な作品制作にぜひ挑戦してみてください。
応募方法
1.公式サイトのエントリーフォームにアクセス。
2.基本応募シートと映像企画シートをオンラインにて提出。
応募・審査の流れ
