ワコムは、エンタメに命を与える同志たちの祭典「Tokyo Anim Unite 2025」を11月8日(土)・9日(日)の2日間、ベルサール新宿グランドコンファレンスセンターにて開催する。
2024年に始動した「Tokyo Anim Unite」は、映画やゲーム業界で10年以上活動してきたアニメーター・ヨーヘイ氏の発案によるクリエイター交流イベントだ。次世代を担う学生から第一線で活躍するプロフェッショナルまで、映像・ゲーム・アート分野の幅広い参加者が集い、学び合い、交流できる場として開催されている。
2回目となる今回は会場規模を2倍に拡大し、映画やゲーム業界で活躍するトップアーティストによる講演やライブパフォーマンス、ポートフォリオレビューなど、多彩なプログラムを展開。興味のある方はぜひ参加してみてほしい。
開催概要
【日時】
11月8日(土)10:00〜19:00/11月9日(日)9:30〜19:00
【会場】
ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター 5F(東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー)
【チケット】
アートイベントホールパス(2日券:7,370円/学割:2,000円)
アートイベントホール+レクチャーパス(1日券:15,290円、2日券:27,280円/学割20%オフ)
【発売日】
9月2日(火)Peatixにて販売開始
【共催】
Tokyo Anim Unite企画委員会(合同会社Anitoon/株式会社ワコム/CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会))
【主幹】
株式会社ワコム
主なプログラム

特別講演
『スパイダーバース』シリーズのアニメーターや、Netflix Animationで活躍するビジュアルデベロップメントアーティストなど、世界的作品を手がけるトップアーティストが登壇。約2時間の“本気のセッション”で、理論から実践までを幅広く学べる。
ライブアートパフォーマンス

現役トップアーティストによる圧巻のライブ制作を、目の前で体感!
作品が生まれる瞬間をじっくり観察できる貴重な機会だ。
ポートフォリオレビュー

『ジュラシック・ワールド』や『デッドプール&ウルヴァリン』を手がけたアーティストから直接フィードバックを受けられる、キャリア形成に直結する貴重な機会。
フィギュアドローイングセッション

落ち着いた空間で、目の前のモデルをスケッチする贅沢な時間。
初心者も経験者も、自分のペースでじっくり描ける。
アニメスタジオによるプレゼンテーション

実際のスタジオスタッフが登壇し、会社紹介や制作秘話をお届け。
現場で求められるスキルや姿勢を、リアルな声から学べる。
クリエイター・コネクトブース

就職・インターン希望者必見!
採用を視野にしたスタジオブースでポートフォリオを直接持ち込み、フィードバックを受けながら業界とのつながりを深めることができる。
アートエキシビジョン

ゲストアーティストによる多彩な作品展示。ジャンルを超えた表現と世界観が、参加者の感性を刺激する。
登壇者プロフィール
デイビッド・ハン

2018年、2023年に公開されたスパイダーバース1作目、2作目にて代表的なアクションシーンを担当。
スタイライズドされたアクションでは世界トップクラスのスキルを誇るキャラクターアニメーターであり、現在はRiot Gamesにて最新作『2XKO』のカットシーンを専門に活躍中。
東條あずさ

Visual Development / Concept Artist, Blender講師
同志社大学経済学部を卒業後、カナダに留学。3Dアニメーターとしてキャリアをスタートし、Industrial Light & Magicのデジタルペイント部門、アート部門を経て、現在は夫のJulien Gauthierとカナダ、日本で法人を設立。国内外のスタジオと仕事をしている。また、2DアーティストのためのBlenderクラスやワークショップを国内外で多数開催。手描きの魅力と3Dの可能性をつなぐ教育・制作活動を精力的に行っている。
島田竜幸

『スターウォーズ』を追い海を渡ったアニメーター。2013年に日本から台湾へ渡り、2017年からカナダへ。現在はILM(Industrial Light & Magic)に所属。クリーチャーアニメーションを得意とし、数々のハリウッド大作に参加している。
アニメーションエイド 『クリーチャー・アニメーション講師』
クリーチャー専門チーム『干支』メンバーとしても活動中
加藤公太

国内の美術大学で美術解剖学の教員と医科大学で解剖学の教員を経てフリーランス。SNSでは伊豆の美術解剖学者というアカウント名で活動。クリエイター向けの講義や、美術解剖学の著作・翻訳を他数手掛けている。
ジョン・アオシマ

日本生まれ、南カリフォルニア育ちのアニメーション監督で、エミー賞およびアニー賞にノミネートされた実績を持つ。直近では、円谷プロダクションおよびインダストリアル・ライト&マジックと協力し、Netflixアニメーション映画『Ultraman: Rising』を共同監督として手がけた。
California Institute of the ArtsでBFA学位を取得後、キャリア初期からストーリーアーティスト兼監督として活躍の場を広げる。現在は、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・アニメーションとの複数年契約のもと、次回長編映画の開発を進めつつ、さまざまな形式やジャンルにおける新たな挑戦を続けている。
冨ヶ原美菜子

日本での会社員経験を経て、渡米。ロサンゼルスを拠点に、Visual Development Artistおよび絵本イラストレーターとして、アニメーション業界や出版業界にて活躍中。現在はNetflixAnimationに勤務、『BLUE EYE SAMURAI 2』の製作に携わっている。
お問い合わせ
Tokyo Anim Unite企画委員会事務局(株式会社ワコム内)
https://animunite.jp/contact.html