70年以上培った印刷技術とIT・デジタルを融合した顧客サービスを提供している広済堂グループの株式会社広済堂ネクストは、NFTマーケットプレイス「TATSUMAKI」(https://tatsumaki.io)のβ版サービスを2022年8月1日(月)より開始する。
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■「TATSUMAKI」マーケットプレイスの特徴

〈購入者に向けて〉
「TATSUMAKI」では、クリエイター側がクレジットカードでの決済を選択し出品することが可能。暗号資産の取引に不慣れな初心者でも購入しやすくなっている。また従来はSNSのアイコンや「On cyber」等の仮想空間で展示するのみであったNFTデジタルアートを、広済堂ネクストが持つ高精細な印刷技術を用いて精度の高い複製画とし自宅に提供する。複製画以外にも3Dプリント技術を用いた立体物や高品質のアパレル製品へのプリントなど、NFTと共に実際に楽しめるフィジカルアイテムを提供予定である。
※フィジカルアイテム化はNFT元データの「TATSUMAKI」データサーバーへの保管と、作品ごとにクリエイター側の了承が必要である。尚、保管用データサーバーは、中央管理型からIPFSなどの分散型ストレージへの移行も進めていく

〈クリエイターに向けて〉
NFTコンテンツの購入意向が「OWN(所有する)からJOIN(参加する)」へ変わってきた昨今、クリエイター側も単なる利益獲得を目論んだ作品販売ではなく、コンテンツをハブとしてNFT購入者と継続的なコミュニケーションを取っていく必要がある。

「TATSUMAKI」では、
・オンラインでのコミュニティ形成に不慣れなクリエイターのために、マーケットプレイスの公式twitterとdiscordを運営
・クリエイターの制作をサポートする組織「TATSUMAKI LAB」(タツマキラボ)を設立し、AIやCGなどデジタル技術を用いた新しいNFTを制作
・プロジェクトの効率的な運営方法として「DAO」化のサービス支援を行うなど、参加クリエイターとNFT購入者とのコミュニティ形成をサポートする

〈海外マーケットに向けて〉
「TATSUMAKI」でmintするNFTは独自コントラクトを用い、イーサリアム、ポリゴン、BNBなど世界の主要マーケットプレイス同様に汎用性の高いパブリックチェーンを使用している。また、英語、中国語、フランス語など世界の主要言語にて閲覧可能(8月以降順次対応)とし、日本のマーケットから海外へ販売できるマーケットプレイスを目指す。

■「TATSUMAKI」提供コンテンツ紹介(抜粋)

・鬼才のデジタルフォトグラファー「RK」
・J-WAVE81.3 MUSIC ACCELERATOR PROGRAM“MAP”
・世界が認める九谷焼アーティスト 北村和義
・日本文化を愛し、多彩な作風を探求するフォトグラファー「宮原夢画」
・海外で大人気の“デコトラ”“シャコタン”コンテンツ

■「TATSUMAKI」今後の予定

〈2次流通プラットフォームを提供〉
10月の本格ローンチ時(予定)に2次流通機能を実装し、NFTの転売や「TATSUMAKI」以外で購入したNFTアートのフィジカルアイテム化などのサービスを提供予定である。
※フィジカルアイテム化はNFT元データの弊社サーバーへの移行とクリエイター側の了承が必要

〈2次創作プラットフォームを提供〉
10月の本格ローンチ時(予定)から、1次創作クリエイターとその作品を元に2次創作を行うクリエイターを募集。新たなコンテンツ制作をバックアップし、流通とコミュニティ形成を後押しする。また、その収益は1次、2次それぞれのクリエイターに還元される

〈NFTゲームの開発プラットフォームを提供〉
10月の本格ローンチ以降にて、P2E(Play to Earn)の仕組みなどで話題に登ることが多いNFTゲームの開発/運営をサポートするプラットフォームを提供予定である。IPホルダーの方々のNFTへの参入をサポートすると共に、NFTマーケットプレイスを用いたキャラクターやゲームアイテムの販売もサポートする

〈第3者企業のNFT活用プラットフォームとして〉
10月の本格ローンチ時以降にて、個人や企業が所有するNFTのデータを預かり、NFTコンテンツを広告や販促等で利用したい第三者企業と結びつけ、収益化を図ります。またその収益はクリエイターと所有者に還元される

※第三者企業利用はNFT元データの弊社サーバーへの移行とクリエイター側の了承が必要である

〈TATSUMAKIコミュニティのNFT発行、及びDAOをリリース〉
10月の本格ローンチ時以降にて、コミュニティをより活性化する目的で、国内著名アーティストとのコラボレーションによるオリジナルNFTの発行、NFT保有メンバー限定のプレセール、SNSコミュニティやイベントなどを開催予定。またその販売で得た資金を用い、国内外のクリエイターの支援を行う「TATSUMAKI DAO」(仮称)をリリース予定である

〈「DAO」を誰でも気軽に利用できるアプリケーションの開発〉
世界でNFTプロジェクトの可能性を広げている「DAO」を、誰でも気軽に利用できるアプリケーションの開発を進めている。地域コミュニティや学校や個人が、仲間と簡単にプロジェクトの運営を行えるように、「Investment DAO」「Protocol DAO」「Service DAO」「Social DAO」「Collector DAO」「Media DAO」など様々な類型があるDAOを、わかりやすくケース別に分け利用できるサービスで、将来のアプリ化も検討している

〈「DEX」の開発/運営〉
DAOの組織運営に活用されるトークンに価値を持たせるITO(Initial Token Offering)を自動で誰でも気軽に利用できるDEX(分散型取引所)の開発を進めている。それにより仲間と簡単にプロジェクトの運営を行えるDAOの活用を促すと共に、一般の方でもDEXに仮想通貨のファーミング(預け入れ)を行うことによりDEX独自のトークン報酬を受け取ることが出来る

2022年8月:NFTマーケットプレイス「TATSUMAKI」β版ローンチ
2022年10月:NFTマーケットプレイス「TATSUMAKI」本格ローンチ
※二次流通機能、二次創作機能実装予定
2022年10月以降:
NFTの第三者企業利用開始
NFTゲームプラットフォーム提供開始
DAO活用アプリケーション、DEX(分散型取引所)運営開始