株式会社wonderXは2023年1月12日(木)に、即時NFT化して、デジタルアートを販売及び購入できるプラットフォーム「MaisonFreak」をローンチした。
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■NFT及びアート市場概要
マーケッツアンドマーケッツ社によると、NFT市場は2022年の30億5,600万米ドル(約4,196億円)から2027年までには136億7,900万米ドル(約1兆8,782億円)と、4.4倍超の規模にまで成長すると予測しており、予測期間中のCAGR(年平均成長率)は35.0%の見込みである。
引用:https://www.gii.co.jp/report/mama1074292-non-fungible-tokens-market-by-offering-business.html
UBSとアート・バーゼルから毎年発行されている「The Art Basel and UBS Global Art Market Report」2022年度版によると、美術品と骨董品の総売上高は前年比29%増の約651億ドル (約8.8兆円) に達し、前年の水準を上回った。また、「アート市場」以外で行われたアート系NFTの販売額は、2021年には前年比100倍以上に拡大して26億ドル (約3,510万円) に達し、コレクティブル系NFTではさらに大きな伸びを示し、86億ドル (約1.2兆円) となった。
また、同年は伝統的なアート市場のオークション部門もNFTに続々と参入。クリスティーズのNFT販売は、NFTブームの火付け役となったBeepleの≪Everydays: The First 5000 Days≫の販売を含め、総額1億5,000万ドル (約203億円) となった。サザビーズのNFTの売上も8000万ドル (約108億円) に達した。
引用:https://d2u3kfwd92fzu7.cloudfront.net/Art%20Market%202022.pdf
■MaisonFreakサービス概要
MaisonFreakは、クリエイター(アーティスト)が制作したデジタルアートを約1分という短時間で即時NFT化及び出品・売買を可能にしたサービスである。出品された作品は、ユーザーがプラットフォーム上で購入でき、購入した作品を再度再販するための独自のデジタルアートギャラリー機能によって再販も可能である。サービス開始から間もない中であるが、既に登録アート作品250作品・登録クリエイター150人を突破している。
今までクリエイターは、一部の活躍しているクリエイター以外は、中々継続的に収益を上げるのが難しい中で、「MaisonFreak」の、作品を即時NFT化して出品できることにより、2次流通以降も売れる度に収益が継続的に入ってくることで、今まで以上に安定的に収益を稼ぐことを実現する。上記により、購入された作品が再度売れれば売れるほどクリエイターに収益が入り、購入したユーザーも作品を保持して楽しむ一方で、再販で売買が成立すれば収益が上がる。その再販を促す機能として、「MaisonFreak」内でユーザーが保持している作品を再販できるギャラリー機能を備えており、2次流通を活性化させる。
「MaisonFreak」は、アートに特化したNFTプラットフォームであるが、海外の有名なサービスや、日本でもNFTプラットフォームがいくつか存在する中で、日本語で分かりやすくサービスが利用でき、かつ高品質なアート作品を扱っているのが特長である。さらに、日本円で売買可能、NFT発行送信共にガス代は不要である(暗号通貨を保持していなくても決済可能)。
「MaisonFreak」
https://maisonfreak.com/
作品例