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ASUS(エイスース)のゲーミングノートPC 「ROG(アールオージー)」シリーズ。4コア/8スレッドのハイエンド向けCPUに加え、GPUにGeForce GTX1080を搭載し、さらにはメモリ64GB、ストレージにNVMe接続のSSD256GBを2枚積んだモンスターマシンだ。
持ち運び可能でありながら、デスクトップ機なみのパフォーマンスを誇る本機の実力を測るため、国内で多数のプロジェクションマッピングの企画演出を手がけるクリエイティブカンパニーNAKEDに、 彼らが手掛けるイベント『FLOWER Night CIRCUS DIRECTED by NAKED』にて活用してもらった。その実力やいかに?

「FLOWER Night CIRCUS DIRECTED by NAKED」
場所:かしいかえん シルバニアガーデン(福岡県福岡市)
日程:2017/11/10(金)~2018/2/25(日)※金土日祝のみ開催
https://www.kashiikaen.com/event/archives/55

現場に持ち運んで
画質フルサイズでリアルタイム編集できる頼もしさ

「検証だけでなく、すでに現場で大活躍しています。検証終了後も使いたいくらいです」と語る山王堂史恵氏。NAKEDのディレクターで、11月10日から遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」(福岡県福岡市)で開催中の特設イベント「FLOWER Night CIRCUS DIRECTED byNAKED」では総合演出を担当。映像を制作した照屋明磨氏と山口裕捺氏と共に、プロジェクションマッピングとLEDを組み合わせた幻想的な映像体験を約2ヶ月間で作り上げた。

  • 山王堂史恵氏
    ディレクター

    入社10年目で、イベント全体の総合演出と映像・音響・照明デザインを担当

もっとも、実際のCG制作に当てられたのは約1ヶ月程度。しかもプロジェクションマッピングの常として、現場での細かい修正作業が求められる。東京スタジオでベースとなる映像を制作しておき、現地で環境に合わせて細かい修正を行うため、高性能なモバイル環境が理想的。現場は日本全国にわたり、2週間から数日間で調整作業が求められることもあるという。まさにPCの性能が作業時間に直結するのだが、これまではスペック不足でクオリティを詰め切るのに時間がかかってしまうことがあった。

「投影場所のサイズにあわせて動画サイズを修正するなどは、良くある話です。これまではAfterEffectsで編集した素材をプレビューするのに、画像サイズをデスクトップPCの1/4に縮小したり、1/8~1/16の画質にしていました。そのため細部は想像で補完しながら調整せざるを得ませんでした。しかし、今回検証した『ROG G701VIK』では、AEのプラグインを使用しながら、フルHDで2画面分の素材をリアルタイムで編集しても、まったく問題ありませんでした。しかも持ち運べる!」(照屋氏)

  • 照屋明磨氏
    チーフCGディレクター

    入社3年目でメインとなる『Flower Tower』の映像制作を担当

▲「Aurora Restaurant」の映像制作に同機が用いられた。Trapcode Particular 3、Trapcode Starglowなど、重くなりがちなパーティクル系のAfter Effectsプラグインを用いて検証が行われた。フルHD2枚分のサイズでフル画質でもリアルタイムに編集ができた

これらの作業を支えるのが、G701VIKに搭載されたインテルCore i7-7820HKと、NVIDIA GeForceGTX1080という、まさにデスクトップ級のプロセッサー群だ。64GBのメモリに加えて、最新規格となるNVMe対応SSDを2枚、RAID 0構成で使用している。512GBの容量を通常の2倍の書き込み・読み込み速度で使用できるためため、レンダリングなどの高負荷用途にも最適だ。「これまでは約20分かかっていたレンダリング(960×540pix)が約6分で終了したのも衝撃的でした」(山口氏)。

  • 山口裕捺氏
    アシスタントCGディレクター

    入社1年目で『WELCOME MAPPING』『Aurora Restaurant』の映像制作を担当。

実際、本プロジェクトのメインとなる「FlowerTower」ではCG映像に加えて、ピクセル単位で制御できるLEDや、幻想的な雰囲気を演出するためのスポットライトを多数配置し、単なるプロジェクションマッピングに留まらない、総合的な空間演出が行われている。そのためタイミング調整などを含めて、4~5回のリテイクが現場で行われた※2。そのため、作業の効率化が作品のクオリティアップにつながるのは明らかだろう。持ち運び可能な高性能PCは、"出先"での心強い相棒になりそうだ。

▲「Flower Tower」では演出シミュレーションテストがAfter Effectsにて行われた。 アニメーション素材として組み込まれたLEDやスポットライトなどの多量のオブジェクトもスムーズに再生することができた

デスクトップPCを凌駕する高性能モバイル機
ASUS ROGシリーズ G701VIK






  • ● OS:Windows 10 Home 64ビット
    ● CPU:インテル Core i7-7820HK プロセッサー(2.9GHz/4コア/8スレッド)
    ● メモリ:64GB
    ● ストレージ:512GB RAID0 (256GB×2)(PCI Express 3.0 x4接続)
    ● GPU:GeForce GTX1080/8GB
    ● 液晶:液晶ディスプレイ 17.3型ワイドTFTカラー液晶
    ● サイズ:幅429 mm×奥行き309 mm×高さ44.6 mm
    ● 重量:約3.8時間


CPUは4コア/8スレッドモデルで、周波数は通常で2.9GHz、ターボブースト時は3.9GHzを記録。GPUはNVIDIA GeForce GTX1080を使用しており、VRコンテンツ制作にも対応している。ストレージにはRAID 0構成のSSD256GBを2枚(NVMe接続)搭載しており、メモリは64GB搭載と、デスクトップ機を上回るスペックだ。






TEXT_小野憲史
PHOTO_弘田充