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遊技機市場回復に備え、コンポジッターチームを増員。After Effectsを極めたい人歓迎【ディレクションシーズ】

遊技機市場回復に備え、コンポジッターチームを増員。After Effectsを極めたい人歓迎【ディレクションシーズ】

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神奈川県川崎市に拠点を置くディレクションシーズが、遊技機のコンポジッターを募集中だ。遊技機市場はコロナ禍以前から低迷傾向にあるが、きたる回復に備え、コンポジッターチームの増強を図ることになった。「当社のもうひとつの主力事業であるゲームの3DCG制作は好調です。一方で遊技機事業と、それを支える映像制作の体制もしっかり維持することで、会社経営の安定化を目指しています。遊技機市場の正常化には、もう暫くかかるかもしれませんが、回復に備えて先手を打つことにしました」と同社の山口絢氏(執行役員/採用担当)は語る。そんな同氏とスタッフ3名に募集の詳細を聞いた。

TEXT_尾形美幸 / Miyuki Ogata(CGWORLD)
PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota

アニメの撮影やモーショングラフィックスの経験も活かせる仕事


  • 山口絢氏(執行役員/採用担当)
  • 2021年9月現在、ディレクションシーズのコンポジッターチームには入社2年未満の若手から熟練者まで、様々なキャリアの社員が所属している。「今回の募集では、新卒・中途・フリーランスを問わず、広く募集しています。アニメの撮影やモーショングラフィックスの経験も活かせる仕事で、遊技機の制作経験は不問です。After Effects(以降、AE)を極めたいという人に向いている仕事だと思います」(山口氏)。


実際、2020年入社の土部瑞季氏と星賢太氏は「AEを使った映像制作の仕事をしたい」という思いで入社を決めた。土部氏は横浜デジタルアーツ専門学校、星氏は関東学院大学で、AEによるVFXやモーショングラフィックス制作を学んだ後、新卒として入社している。

  • 「入社後研修を経て、最近ですと、土部はVコンテの作成、星は予告演出のコンポジットを担当しています。何を担当するかは、プロジェクトの状況や本人の適性に応じて変わります」と、チーフプランナーの山内栄丈氏は解説する。同氏は、遊技機映像の企画・制作管理を担当しつつ、土部氏と星氏の教育も担っている。

  • 山内栄丈氏(チーフプランナー)


コンポジッターチームの作業のながれは以下の通りで、素材作成は社内の2DCGデザイナーチーム、3DCGデザイナーチームなどが担う。なお、最近の文字系の3DCG素材は、Element 3Dを使ってAE上でつくるケースも増えているという。

1. ディレクター、プランナーと打ち合わせ
2. クライアントによる演出仕様書を基に、AEでVコンテを作成
3. 各種素材を社内の別チームに発注
4. コンポジット(AEによる素材の合成・撮影、エフェクト作成)
5. 色やキャラクターのバリエーション作成
6. 実機データ化

「クライアントからは、映像演出のテンポやタイミングに対し、特に評価をいただいてきました。それに加え最近は、見映えのする3DCG演出を短期間でつくれる点でも重宝がられるようになりました。Element 3Dによる3DCG制作は別チームへの発注を必要としないので、制作の手間も期間も減らせます」(山内氏)。加えて、熟練者がつくった各種エフェクトを「エフェクトカタログ」(詳細は後述)として整理し、若手にも共有することで制作体制の強化も図っているという。

▲星氏が最近手がけた、当たり演出用の派手なタイトル映像。社内テンプレートの活用により、文字素材作成1日、コンポジット2日、最終調整0.5日という短期間で制作している。文字の形状や質感はElement 3Dの社内テンプレートを使っており、フォントを変えるだけで表現できる。文字のアニメーションと、画面や文字を彩るエフェクトも社内テンプレートの組み合わせで構成。レンズフレアの配置のみ、文字の動きに応じてカット単位で調整している

入社後研修では、エフェクトカタログを活用して基礎力を培う

土部氏と星氏が入社した2020年春は、コロナ禍によるリモートワークが急遽始まったタイミングと重なってしまい、在宅で入社後研修を受けることになった。それでも、山内氏が充実した教育体制を構築していたおかげで、着実に成長できたという。


  • 土部瑞季氏(コンポジッター)
  • 「営業日の朝と夕方には山内から欠かさず連絡があり、わからないことがないか、困っていることがないか聞いてもらえました。『チャットでも電話でも良いから、気軽に話して良いんだよ』と言われ、肩の力が抜けましたね。研修課題の指導を受けている最中は、チャットをつなぎっぱなしにして、山内はもちろん、星にもいろいろ相談しました。改めて当時の成果物を見てみると、成長したなと思います」(土部氏)。


最近の土部氏は、Vコンテから実機データ化までのワークフローとスケジュールを視野に入れ、効率的なつくり方やデータ構成を考えられるようになってきたと山内氏も太鼓判を押す。「後で楽ができるように、つくり方を工夫したり、データを整理整頓したり、早め早めの着手を心がけたりといったことができるようになりました。どれも、学生時代には考えられなかったことです」(土部氏)。

  • 「お互いの研修課題に対するリテイクを随時共有していたので、1人でやるより勉強になりました。入社当初は絶望的に配色センスがなくて、2~3色使うだけで『ああ、汚い!!』と頭を抱えていましたが、かなりマシな配色ができるようになりました。最近は基本的な演出ならつくれるようになったし、自分の仕事に対する責任感も強くなったと思います」(星氏)。

  • 星賢太氏(コンポジッター)


さらに今後も経験を重ね、リテイクの数を減らし、気持ちの良いタメツメ、視認性の良い配色、立体感のある画づくりなどを追求していきたいと両氏は口を揃えた。「遊技機の映像演出の基礎はテンポやタイミングなので、土部と星の教育では、その習得を最優先にしてきました。若手の教育にあたっては、他社さんでも立派に通用するレベルになることを目指しています。もちろん他社に行ってほしいわけではなくて、『あの人はできる』と社外からも一目置かれるスタッフに育ってほしいんです。そのために、まずは基礎を習得し、段階的により難しいことに挑戦してもらう教育体制を敷いています」(山内氏)。

▲土部氏の入社後研修成果物。作業期間は3~4日程度。気持ちの良いテンポやタイミングの習得に集中してもらうため、素材はエフェクトカタログの中にあるものを使うよう指導している


▲星氏の入社後研修成果物。使っている素材は土部氏と同じ。総尺も同じなので、ぱっと見の印象は酷似しているが、テンポやタイミングは微妙にちがう。「素材があっても、それをどう使えばいいのかわからず、当時はけっこう迷いました。何フレーム目からどの座標に表示するのか、レイヤーの表示順番はどうすればいいのか、キーフレームはどう打つのか、どのタイミングで消すのか、考えることが大量にあって、10回以上のリテイクを受けました」(星氏)


▲入社後研修成果物の【上左】軌道エフェクトでは、【下】エフェクトカタログの赤枠内の素材を使用。同様に【上右】着弾エフェクトでは、エフェクトカタログのオレンジ枠内の素材を使用


▲エフェクトカタログの、インパクトエフェクト用素材。これらの素材は、入社後研修に加え、実際の制作でも活用されている。また、熟練者によって新規につくられたエフェクトが随時追加されるようにもなっている

応募時のデモリールでは、AEのスキルをしっかり伝える

ディレクションシーズへの応募と、その後の成長をより具体的にイメージしてもらうため、土部氏と星氏の入社時のデモリールも紹介しよう。両氏とも、デモリールには遊技機に関連する映像がまったく入っていなかったが、AEのスキルがしっかり伝わる構成になっていたため、作品選考と面接を経て入社が決まった。

▲入社時の土部氏のデモリール。2年次の冬から3年次(卒業年度)の春にかけて制作した作品で構成されている。ポートフォリオは1年次の冬に初めて制作し、在学中に何度も更新を重ねたとのこと。「このデモリールは3代目くらいで、ここにいたるまでに何度も作品を入れ替えています。就活を始めたのは2年次の冬で、会社見学は3社、面接は2社に行きました。AEのスキルで入れる会社があると知ったのは、CGWORLDの記事だったんです。そこで紹介されていた当社が印象に残っており、自宅から近かったこともあって、就活では第一志望でした。面接のとき、喋りたいことを楽しく喋れて、内定もいただけたので入社を決めました」(土部氏)


▲入社時の星氏のデモリール。卒業制作、自主制作、学校の課題などで構成されている。3年次の3月頃からポートフォリオとデモリールの制作を開始し、4年次の春に6~7社に応募したとのこと。「当社への入社を決めた1番の要因は、手がけている映像のクオリティが高かったことです。加えて、オフィスが綺麗で、働きやすそうな印象で、自分の話したいことを面接で全部話せたことも決め手になりました」(星氏)


同社では、面接でじっくり話を聞くことを重視していると山内氏は語った。「面接時だけでなく、入社してからも、会社への要望や各々の目標を定期的にヒアリングするようにしています。それを怠ると、お互いの心の距離がどんどん離れてしまうと思っています。リモートワークが常態化している昨今だからこそ、話を聞くことは常に重視していますね」(山内氏)。

冒頭で記したように、同社ではコンポジッターチームの増強を図っており、新卒・中途・フリーランスを問わず、広く募集している。「エフェクトカタログは、新人の成長と、熟練者の制作効率化の両方に対して有効なので、チーム全体の力を強化できます。これを足がかりに、チーム強化のための施策をさらに実行していきます。AEを極めたい方、遊技機映像演出をやってみたい方は、ぜひご連絡ください」(山口氏)。

■求人情報

  • ■会社情報
    ディレクションシーズ
    設立日:2004年2月
    所在地:〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2-4-10 ヒューリック川崎ビル5F
    TEL:044-211-8078
    URL:www.d-seeds.com

■募集職種
コンポジッター(遊技機)
新卒・中途・フリーランス

■必要スキル
After Effects、Photoshop

■詳細は以下をご覧ください
www.d-seeds.com/recruit/requirement/compositor.html

Profileプロフィール

ディレクションシーズ

ディレクションシーズ

左から、山内栄丈氏(チーフプランナー)、土部瑞季氏(コンポジッター)、星賢太氏(コンポジッター)、山口絢氏(執行役員/採用担当)

■募集職種
コンポジッター(遊技機)
新卒・中途・フリーランス

■必要スキル
After Effects、Photoshop

■詳細は以下をご覧ください
www.d-seeds.com/recruit/requirement/compositor.html

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