株式会社ボーンデジタルは、書籍『(仮)ゲーマーズブレイン UXと神経科学におけるゲームデザインの原則』を全国の書店を通じて刊行する。「成功するゲームをつくるには?」そんな疑問にこたえるべく、同書は読者が魅力的なゲームの成功要因を特定し、より効率的に成功への糸口を発見できるようになることを目的としている。
詳細はこちら

■概要

書籍名:『(仮)ゲーマーズブレイン UXと神経科学におけるゲームデザインの原則』
刊行予定日:2019年3月30日
著者:セリア・ホデント
定価:本体4,500円+税
ISBN:978-4-86246-444-6
サイズ:B5版
ページ数:240ページ
発行:株式会社ボーンデジタル
書籍内容紹介
「成功するゲームをつくるのは、簡単ではありません。発売直後は売れ行きが好調だったゲームでも、ユーザー体験(UX)に問題があれば、やがてそっぽを向かれてしまいます。一言で言うと、ゲームUXで大切なのは、ゲーマーの脳を考慮することです。人の脳の機能と限界を理解して、ゲームはどう知覚されるか、どんな情動や動機を引き起こすか、プレイヤーはどのように操作するかを先読みしなければなりません。本書は、読者が魅力的なゲームの成功要因を特定し、より効率的に成功への糸口を発見できるようになることを目的としています」。
主な特徴
・脳の仕組みの概要をわかりやすく説明
・市販のゲームの例をいくつも挙げながら、優れたUXフレームワークを提供
・デザイン思考、ユーザー調査、アナリティクス、UX戦略について説明
・プロのゲーム開発者から学生まで、すべての人の即戦力となる実用書として、昨今のゲームにおけるUXの概要を余すことなく紹介
著者について
セリア・ホデントは、エンターテインメント業界で10年以上の経験を持つ心理学博士。ユーザー体験と心理学をゲームデザインに応用し、ゲーム制作会社でUX戦略を構築した第一人者として知られている。Ubisoft、LucasArts、Epic Gamesの各社でさまざまなプラットフォームのゲームプロジェクトを手掛け、『Tom Clancy's Rainbow Six』シリーズ、『Star Wars: 1313』、『Paragon』、『フォートナイト』、『Spyjinx』などの作品を生み出してきた。
目次
Chapter 1 ゲーマーの脳に着目すべき理由
Chapter 2 脳に関する概要
Chapter 3 知覚
Chapter 4 記憶
Chapter 5 注意
Chapter 6 動機づけ
Chapter 7 情動
Chapter 8 学習原理
Chapter 9 脳を理解する
Chapter 10 ゲームユーザー体験
Chapter 11 ユーザビリティ
Chapter 12 エンゲージアビリティ
Chapter 13 デザイン思考
Chapter 14 ゲームのユーザー調査
Chapter 15 ゲームアナリティクス
Chapter 16 UXストラテジー
Chapter 17 おわりに