ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの推薦図書である、 マイケル・マテジの名著の待望の日本語版が発売される。
■「リズムとフォース 躍動感あるドローイングの描き方」について
生き生きとした、魅力あるドローイングの秘訣は、対象のリズムとフォースを意識すること。 モデルを前にしたら、見るべきは「人間そのもの」。
本書は、短時間で生命のエネルギーをとらえ、ダイナミックなドローイングを描くための基本を解説した実践ガイドだ。 力強いドローイングの例を示しながら、以下の方法を説明している。
・リズムを意識したドローイングによって、生命を描く
・アピールのあるドローイングを描く
・3次元空間で人体のエネルギーを経験する
・直線と曲線という非対称の組み合わせを利用する
・簡略化したドローイングでストーリーを伝える
・基本的な身体構造の知識と人体ドローイングの技術を獲得する
・野外でのドローイングや動物のドローイングにフォースの理論を応用する
イラストレーター、アニメーター、コミックアーティスト、アートの学生など、 目的や経験を問わず、リズム、シェイプ、ラインによって対象を生き生きと描き出せるようになる。 本書を手に取れば、マイクの熱意が伝わり、鉛筆を動かしたくなるだろう。
■詳細
発売日:2015年10月上旬
著者:マイケル・マテジ(Michael Mattesi)
定価:3,240円
ISBN:978-4-86246-295-4
総ページ数:244 ページ
サイズ:A4変形版(216 × 276 mm)
■目次
Chapter 1: 現実を見る
1.1 フォースの気付き
1.2 リズムの道筋
1.3 リズムのローラーコースター
1.4 フォースに関するアドバイス
Chapter 2: フォースに満ちたフォーム
2.1 透視図法:角度によるドラマ
2.2 構造
2.3 空間の概念
2.4 フォースに満ちたフォームに関するアドバイス
Chapter 3: フォースに満ちたシェイプ
3.1 シルエット
3.2 フォースに満ちたシェイプ
3.3 シェイプとしての身体構造
3.4 印象、信じる心
3.5 フォースに満ちたシェイプに関するアドバイス
Chapter 4: 衣服
4.1 ラインによる質感の表現
4.2 布地の働きとフォーム
4.3 シェイプを楽しむ
4.4 フォースに満ちた質感に関するアドバイス
Chapter 5: 野外写生、ルポルタージュ
5.1 生命のストーリーを伝える
5.2 ルポルタージュに関するアドバイス
Chapter 6: 動物
6.1 身体構造の比較
6.2 動物園へ
6.3 動物に関するアドバイス
■著者 マイケル・マテジ(Michael Mattesi)
プロダクションアーティストおよびインストラクターとして、20年を超える実績をもつ。 クライアントにはディズニー、マーベル・コミック、ハズブロ、ABC、Microsoft、エレクトロニック・アーツ、 ドリームワークス、ニコロデオンなどが名前を連ね、ピクサーとドリームワークスでは、インストラクターも務めている。
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