CG/映像クリエイターのためのスキルアップ講座『CGWORLD +ONE Knowledge』。
前回大好評だった一緒に描いて学ぶことができる『デジタルスケッチから学ぶ画面作り実践講座』。
トンコハウスの作品にも参加するコンセプトアーティストの長砂賀洋氏がペイントオーバーで観察をする上でのポイントを解説します。
デジタルスケッチから学ぶ画面作り実践講座
お申し込み/詳細はこちら講座概要
講座名:
デジタルスケッチから学ぶ画面作り実践講座
開催日:
2018年1月26日(金) 19:00〜22:00
講師:
コンセプトアーティスト
長砂 賀洋 氏
鳥取県出身。京都精華大学テキスタイルデザインコース卒業。アニメ美術背景スタッフとして多数の作品に携わった後、渡米。トンコハウスの堤大介、ロバート・コンドウ監督作品「ダム・キーパー」ペイントリード。「Moom」アートディレクター。「ダム・キーパー、コミック全3巻」アートリード。現在もトンコハウスのプロジェクト参加中。
内容:
僕が朝活として行っているデジタルスケッチからは色々なことを学ぶことができます。入力(観察)出力(描写)能力向上、情報整理(デフォルメ)能力向上、ライブラリ(引き出し)の強化、自信の獲得、仲間との出会い、などなど。そして、アーティストに必要な能力、ドローイング、ライティング、デザインなどの力を鍛えます。それがどういうことかを講師が参加者全員と一緒にデジタルスケッチをしながら解説していきます。能力向上が目的なので上手な絵を描く必要はありません。様々なレベルの方に参加して頂けたらと思います!(今回は2回目で、1回目と実践内容はほぼ同じですがアフタートークはアップデート予定です。さらにここでしか聞けない話も!?)
参加費:
10,000円(税別)
定員:
30名
受付中の講座
生物造形とデザイン講座
開催日:2017年12月16日(土)14:00〜17:00
内容:ゲームや映画にでてくるような架空の生き物や怪獣をデザインし作る上では、実在する自然物や動物の知識の他に、そもそもクリーチャーやキャラクターのコンセプトデザインとは作中においてどういった意味合いを持つ仕事なのか、キャラクターに宿る存在感や印象をどう操作すべきか、そもそも生き物とは何か、など様々な角度からキャラクターのシルエットや造形、質感などを考えなければいけません。
CGや造形の技術的な話も交えつつ、見た人の印象に残るリアルな幻獣やクリーチャーとは何なのかを体系的に資料にまとめ、自主作品や仕事で実際に使われたモデルなどを見ながら解説していきます。
なので今まで僕が行ってきた実演メインの感覚的な講義ではなく、今回は資料や完成された作品を分析しながらの講義になります。
ハリウッド映画のテクスチャリング講座
開催日:2018年1月16日(火)18:00〜21:00
内容:講演では私が日本で6年間、ハリウッドで15年間行ってきた映画制作で担当しているサーフェシングの考え方から実演まで行います。(ドリームワークスではテクスチャリングをサーフェシングと呼んでいますが、これは質感に関わるあらゆる作業を行うからであり、テクスチャ以外にもグルームやシェーダーのセッティングなど責任範囲は割と広いです。)
あらかじめ私がモデリングした石垣の壁(予定)にMARIを使用してリアルな石や藻のテクスチャをつけていきます。テクスチャリングでは様々なテクニックがありますので、それを紹介していきます。
次にXGENを使用し、藻の部分に実際にグルームを作って立体感を出すところまで行います。これは映画「ヒックとドラゴン」などでも行っている作業です。ポイントとしてはXGENの長さや密度のグルームのPtexデータをMARIで読み込んでペイントします。最後にMayaでレンダリングして結果を確認するところまで実演を行います。
背景コンセプトアート講座-ライティング編-
開催日:2018年1月19日(金)18:00〜21:00
内容:コンセプトアートを効率的に描くための手法としてよく使用されるフォトバッシュ。
しかし、様々な素材を使用するとそれぞれが持つライティング情報が違うため自分の思い描くライティングに合わせるのがとても難しく、つまずく方も多いのではないでしょうか?
本講義では様々な写真素材や3D素材を使用しライティングを調整する考え方や加え方を重点的に解説します。
【大阪開催】背景モデリング講座
開催日:2018年1月30日(火)17:00〜20:00
内容:背景モデルというとモデリングの仕方も大事ですが、そのモデルをどういう風にシーンの中でプロデュースし情報を伝えるかというシーンアセンブルもとても重要な要素です。
普段なんとなくやっていることが「なぜしたのか」と考えたことがない人もいるとおもいます。
それは感覚的に覚えているのであって、それを論理的に考えることで応用の幅を広げていく事ができます。
モデルをどう作るかというよりもモデルをどう見せるかという内容で、通常のモデリング講座とは 少し違った論理的な形でアプローチをします。
コンセプトアーティストサバイバルキット
開催日:2018年2月3日(土)〜4日(日)15:00〜18:00
内容:コンセプトアーティストには、環境や感情、ストーリーを伝えることに加えて一目で引き付ける魅力的な絵を短時間で描くことが求められます。
ディズニーアニメーションスタジオや大手ゲーム会社でビジュアル開発を担当してきた経験から、魅力的かつストーリーを伝えるための絵作りに必要な必須常識を2日間にわたって解説していきます。