2012_tookanaban

ウサビッチやイナズマデリバリ-などのオリジナルCGアニメーションを制作してきたカナバングラフィックス代表 富岡 聡氏によるオンラインLIVE配信ウェビナー「なぜオリジナルアニメを作るのか、そしてどのように作るのか」が開催される。
詳細はこちら

■ウェビナー内容

「なぜオリジナルアニメーションを作るのか」
同社がどのような経緯を辿って、オリジナルアニメーションをつくり続けているのかを紹介。同社がオリジナル作品を始めたことで、後から知ったライセンシングビジネスの難しさ、つくり手が制作以外にも取り組まないといけないことの多さ、法的な問題、出資者との力関係など、つくること以上の労力がまち受けていた。
「オリジナルコンテンツの出資や支援制度について」
出資者や投資家側には様々な考え方があり、一見、つくり手側であるプロダクションと溝があるように見える。お金を出す側の立場を考え、その溝を乗り越えて、ただ制作するだけではなく、出資に対してプロダクションがどのように責任をもって取り組むか同社の経験について説明。また、プロダクションを手厚く支援してくれる国の制度についても紹介する。
「どのようにオリジナルアニメーションを作るのか」
ビジネスとクリエイティブはセットで考える必要がある。マーケティングを行なってから企画を開始。ログラインという短い文章で物語のアイデアを大量につくる。大量につくることはそれだけ経験が積めるということ。そしてコンセプトアート、設定、脚本をつくっていく。脚本とは、お話ではなく、キャラクターの行動を描いていくもの。0からお話をつくるのは大変難しいが、ログラインと設定があれば、キャラクターの行動は容易に想像ができるものとなるだろう。

■開催概要

日時:2021年1月15日(金)LIVE配信 15:30~17:00
※今回のオンラインセミナーは、「Zoomウェビナー」を使用
受講料:無料(事前登録制)
講師:富岡 聡氏 有限会社カナバングラフィックス代表取締役
主催:株式会社Too