データ分析と機械学習の国際的なコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」のシミュレーションコンテスト「Halite by Two Sigma」で、株式会社バンダイナムコ研究所の技術開発本部のAI(人工知能)研究開発エンジニア會田 翔氏がGoldメダルを受賞した。
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■概要

Kaggleでは、オンライン上で企業や政府機関などによるさまざまな課題のコンペティションが開催されており、世界中のデータサイエンティストが参加し、データ分析や機械学習などを用いて課題に挑んでいる。Haliteは、Two Sigmaが制作したAIプログラミングチャレンジで、複数の船を製造・操作して「Halite(岩塩)」を採取し持ち帰るという4人同時手番のターン制対戦ゲーム。参加者は、このゲームをプレイするAIを開発し、提出する。Kaggle上では、登録されたAIのうち実力が近い者同士がマッチングされ、ゲーム終了時のHaliteの量に応じて順位(1~4位)を決定。その順位に応じて一戦ごとにAIのスコアが変動する。競技期間中対戦を繰り返し、期間終了時点のスコアで順位が決まる。今回のコンテストでは1143チームが参加するなか、會田氏はチームではなく個人で参加し2位という成績を収めた。