WOWのコンセプター/クリエイティブ・ディレクターの田崎佑樹氏が、世界初のリアルテック特化型クリエイティブファーム「KANDO(カンド)」を設立した。WOWは、パートナー会社として参加し、KANDOが掲げる「ENVISION Design」をWOWのビジュアルデザインによりサポートしていく。KANDOは、考古学と建築を背景に持つ田崎佑樹氏が、これまで企画・担当してきたアート&サイエンスプロジェクトと建築プロジェクトを通じて、学び、感じ取ってきたサイエンス/テクノロジー、ファイナンス/ビジネスの乖離をクリエイティビティによって融合させ、人類課題解決と新文化創造を同時に推進する新たな挑戦だ。
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■「KANDO」について

Vision
KANDOは、クリエイティビティ/リベラルアーツ、サイエンス/テクノロジー、ファイナンス/ビジネスの三位一体によって、より良き未来と新たな文化を具現化していく。KANDOの主たる事業は、世界を革新する新テクノロジー(リアルテック)を持ったベンチャーや新規事業支援に特化したクリエイティブコンサルティングとプロダクション。
Mission
KANDOのミッションは以下の3つの要素になる。
1.ビジョン構築
2.社会実装
3.文化創造
ENVISION Design
3つのミッションを推進するために、KANDOでは「ENVISION Design」という独自のメソッドを掲げている。ビジョンの具現化に必要なのが、哲学や人類学などのリベラルアーツの知性とアートやデザインなどのクリエイティビティ、真に革新的なサイエンス及びテクノロジー(リアルテック)、そして、研究開発や事業化を最速で推進するためのファイナンス及びビジネスが三位一体となり、高次元に融合する新たなデザインが「ENVISION Design」。
Service Menu
KANDOのサービスメニューは大きく3つの段階がある。
1.Thought Experiment|思考実験
企業が持つビジョンを、アーティスト等の「表現者」、人類学者、哲学者、弁護士など、「学識者」を融合させ、「知性」をドライブさせる思考実験を開催。思考実験ワークショップから根元的な企業価値を捉え直し、同時に未来における最終ビジョンを思考し、事業成長シナリオや事業ロードマップにマテリアル化する事で、企業の進むべき方向性を指し示す。
2.Creation|クリエーション
思考実験の成果物である事業成長シナリオや事業ロードマップを元に、ハイクオリティなCGによってその世界観をビジュアライズ。この映像によって世界中にインパクトを与え、投資家の事業理解を促進し、資金調達に貢献する。また顧客獲得orパートナー獲得も促進。資金調達後には、製品化にまつわるさまざまなクリエイティブ支援を行い、共同でプロダクトアウトする。
3.Business Development|ビジネス支援
プロダクトアウトした後も、クリエイティブ視点からビジネス支援を行い、継続的な関係性を保ちながら真の社会実装と新たな文化創造を企業と共に目指して行く。
Partnership
「ENVISION Design」を推進するために、KANDOは強力なパートナーシップを結んでいる。クリエイティビティに関しては、CGI、インスタレーション作品により、国内外に活躍の場を広げるVisual Design Studio「WOW」。サイエンス・テクノロジーとファイナンスによる社会実装に関しては、ユーグレナ、リバネス、SMBC日興証券の3社が設立した先端技術特化型ベンチャーキャピタル「リアルテックファンド」。文化創造に関しては、科学技術振興機構(JST)の「人と情報のエコシステム(HITE)」を牽引する一方、大阪芸術大学アートサイエンス学科の独自メディア「Bound Baw」を運営し、さまざまな文化ネットワークを持つ「Whole Universe」。KANDOと以上の3社のアライアンスによって、エコシステムとしてのリアルテックベンチャーへのクリエイティブ支援が可能となった。
Case Study
この3社アライアンスとKANDOで実現した初めての事例が、世界初のサイボーグベンチャー「MELTIN」です。国内外で大きな話題を生み、顧客やパートナーの獲得を大幅に加速させた。アメリカCNNでも取材を受け、CNN Facebook上では1日に約40万ビューを集めた。