コロプラがクリエイターのための採用メディアサイト『Be-ars』をスタートした。
毎年各社が力を入れて取り組む「採用サイト」制作。工夫を凝らした企画モノや最新のデザインを盛り込んだサイトが多いなか、コロプラは「メディア」というかたちで情報発信をすることを選んだ。話題性の高い採用サイトではなく、コロプラの"ありのまま"を伝えるメディアであること、また「メディア」を選んだ理由として、これまでの採用ターンを繰り返すなかで、同社が感じた課題を解決できるのはこのかたちしかないと考えたという。
同社が感じた課題とは、(1)採用サイトが出るのは年に一度。一度リリースされれば情報はそこから更新されない。しかし、採用の期間は情報収集から内定まで半年以上。その間に情報が古くなってしまう。もっとリアルタイムな情報を伝えたい。(2)「企画モノ」は、企業の存在を知ってもらったり、印象付けたりするにはいいが、さらなる興味喚起に繋がりづらい。会社に対してより深い興味を持ってもらうためには真摯な情報発信が必要なのでは。
という点だ。その解決策としてコロプラは、「現場の情報」を「継続的」に伝えることができる「メディア」を展開することに決めたそうだ。
■『Be-ars』の2つの意味、「クマ」と「芸術家」
『Be-ars(ベアーズ)』というタイトルには、2つの意味がある。ひとつめは、コロプラの象徴でもある「クマ」。そしてもう一つは「芸術」という意味だ。芸術や才能、技術を表す「Art」の語源であるラテン語の「ars」から名づけて、頭に「Be」がつくことで「boys be ambitious(少年よ大志を抱け)」のごとく「芸術家であれ」という意味が込められている。
デザインにも、コロプラらしいこだわりがある。トップ画面のパネルは、コロプラオフィスのエントランスにある、全21個の4Kディスプレイをイメージしている。
この巨大ディスプレイは、オフィスを訪れた人への「おもてなし」の気持ちを形にしたもの。サイトでも、この巨大ディスプレイを模したパネルを入り口に持ってくることで、サイトを訪れた人にもコロプラのオフィスに来たような体験をしてほしいという想いから、このデザインになったという。
また、デザイン全体では「シンプルであること」を心がけたそうだ。サイトを彩るのはデザインではなく、あくまで「コロプラ社員」ひとりひとりである。彼らの魅力を活かすためにも、飾らないデザインに仕上げている。
■『Be-ars』のターゲット
『Be-ars』のターゲットは、求職者だけではなく全てのクリエイターやエンターテインメントに興味のある人全員だ。そのため、記事は単なる紹介記事ではなく「コロプラクリエイターたちの知識や考え方、アイディアを読者のみなさまと共有すること」を目的に作られている。
記事には「PEOPLE」、「TEAM」、「COMPANY」、「FEATURE」の4つのカテゴリがあるのだが、なかでもBe-ars編集部がぜひ読んでもらいたいというのが、「PEOPLE」と「TEAM」の記事。この2つはインタビュー記事の形式をとっているが、綺麗な言葉で飾り立てたり、誘導型の質問で回答を引き出すのではなく、その人だけのストーリーを本人の言葉で語ってもらうことで、隠れた情熱や創造の源を浮き彫りにすることに徹している。コロプラが届けるのはあくまでも「クリエイターのための情報」だが、様々な記事を通じて、コロプラの真の姿が浮き彫りになるメディアを目指している。
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