最新GPUチップ搭載、長期供給にも対応グラフィックスボード「AMD FirePro W2100」をリリース（エーキューブ）

エーキューブは、3DグラフィックアクセラレータAMD FirePro 3D Graphicsシリーズより、ロープロファイル対応、PCI Express　3.0×16バス対応、DisplayPortを搭載したアクセラレータ「AMD FirePro W2100」を発売する。同製品はAMDの生産コントロールのもと、組込用途にも適したグラフィックスボードで、5年の長期供給に対応、ロープロファイル対応で、超高解像度（4K）の出力はもちろん、多画面ソリューションの構築に最適な製品となっている。また同時に、上位モデルである「AMD FirePro W4100」のリリースも発表されている。
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■ 「AMD FirePro W2100」について

「AMD FirePro W2100」は、2GB GDDR3メモリを搭載、2つのDisplayPortコネクタを搭載しており、各々で最大解像度4096×2160をサポートする。エンジニアやデザイナは容量の大きなデータセットと複雑なモデルをストレス無く処理することが可能だ。またAMD FireProのユニファイド・シェーダ・アーキテクチャは、今日のエンジニアリング・ソフトウェアやアニメーション・ソフトウェアのスループットを極限まで高めている。「AMD FirePro W2100」はコンシューマ向けグラフィックスにはない、プロフェッショナル向けアプリケーションのパフォーマンスの最適化と認証を提供している。
AMD独自のAutoDetect機能は、複数のプログラムを同時に実行している場合でも、各ユーザの使用するソフトウェア・アプリケーションに基づき、グラフィックス・ドライバを自動的に最適化することができるので、エンドユーザは複数のアプリケーション間を移動する場合でも、アプリケーション別の設定をマニュアルで調整する必要がなくなった。また、「AMD ZeroCore Powerテクノロジー」により、GPUのみをシャットダウンすることで、最大約95%のGPUの商品電力を削減することができる。
AMD FireProワークステーション・グラフィックス・アクセラレータは、アプリケーション別の堅牢な認証プロセスを採用することで、グラフィックス・プロフェッショナルが期待、信用する高水準の信頼性を保証することができる。すべてのAMD FireProシリーズは、ユニファイド･ドライバの活用によってインストール、展開、メンテナンスを簡素化する一方、Windows 8、7のサポートによって、将来的な互換性を実現する。

CADアプリケーションのパフォーマンス比較では、Siemens NX、PTC Creo、CATIAは、競合製品の2倍以上のパフォーマンスを得ることができる

●製品詳細
「AMD FirePro W2100」
型番：FPW21LP-2GER
JAN：4571255792102
バス：PCI Express　3.0×8
メモリサイズ：2GB GDDR3
ディスプレイ出力：DisplayPort ×2
最大消費電力：50W
冷却方法：アクティブ冷却ファン
最大サポート解像度：DisplayPort 4096×2160
供給期間：5年

発売時期：2014年10月～
参考販売価格：オープンプライス