ティー・エム・エスは、世界をリードするCGアニメとVFXソフトウェアの開発企業であるcebas Visual Technology Incの製品である「thikingParticles 6英語版」の販売を開始した。
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■ 「thinkingParticles 6」について
thinkingParticlesはcebasの主力プラグイン製品で、完全なプロシージャル、正確なフィジックス、リアルな破壊、映画業界のVFXシミュレーションなどで知られている。数えきれないほどのヒット映画やプロジェクトで、thinkingParticlesの高度なフィジックスのパーティクル効果は、人々を魅了している。新バージョンでは、完全にプロシージャルな流体ダイナミクスとソフトボディシミュレーションを搭載。マルチフィジックス効果でどんなエフェクトでも作成できる。また今回からライセンスモデルが変更され、1年間のサブスクリプションモデルでの提供となる。これにより、少ない初期投資でプロジェクトを始めたり、プロジェクトの規模に応じてライセンスを一時的に増やすことが可能となった。
●主な新機能
Shapeオペレータノード:新しくデザインされたシェイプオペレータノードにより、パーティクルクラウドの密度を表現したisoサーフェイス(等位面)を生成し、3Dの流体パーティクル効果のサーフェイスの作成に使える
Multi-Physics Fluid Solver:マルチフィジックスの流体ダイナミクスにより、ソフトボディとリジッドボディ、パーティクル間のプロシージャルなジョイントの相互作用に対応。水上の船舶が破壊されるシーンも一つのツールで行える
新しくなった解析ツール:リアルタイム解析は、パーティクルセットのPositionBornの追跡、emitterpaths、TrailBorn、FlowGroupsの時間間隔のキャプチャなどユーザーはいろいろな制御と調整が行える
SnapShotオペレータ:Generatorノードは、どんな数のパーティクルで形成された形状をメッシュスナップショットとしてプロシージャルに作成。シミュレーションした複雑な全体をひとつの大きなパーティクルとして使える
距離ベースのTrailBorn:プロシージャルとパーティクルモデリングをベースとした複雑な構造をインタラクティブで簡単に作成できる
ContactPointsジョイントの作成:フィジックスシミュレーションを持ったジョイントの生成が改善。メッシュの数に関わらず、オブジェクトが近接するポイントにジョイントを配置してジョイントの動きをシミュレートする
GeomContactの改善:オブジェクトの選択ポイント間の位置を出力し、プロシージャルに接続。これにより、ユーザーにより自由に環境に応じてオブジェクトの変更をコントロールすることができる
フィジックスパラメータの操作:新しい統合マルチフィジックスソルバーは、アーティストがフィジックスシミュレーションセットアップのオプションを通じてパーティクルに独立したシミュレーションのパラメータを与えられる
スプラインモデリング:新しいノードにより、プロシージャルなスプラインモデリングが行える。選択したサーフェイスに沿ってスプラインパーティクルのネットワークを自動的に生成できる
●価格
「thinkingParticles 6」通常版サブスクリプション1年間 標準小売価格 81,000円
※過去のバージョンからのアップグレードはなし
■ 関連 URL
・「thinkingParticles 6」
http://www.tmsmedia.co.jp/portfolio/thinkingparticles-6
・株式会社ティー・エム・エス
http://www.tmsmedia.co.jp