3次元モデラー「SketchUp Pro2015 日本語版」リリース（アルファコックス）

SketchUp Proの日本総代理店アルファコックスは、米国Trimble Navigationが3次元モデラー「SketchUp Pro」の最新バージョンである「SketchUp Pro2015 日本語版」をリリースしたと発表した。
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■ 製品概要

SketchUpは米国Trimble Navigationが2012年5月に米国Googleから買収した3次元モデラー。マウス操作で押したり引いたり（Push／Pull）する動作で簡単に立体モデルを制作できるモデラーとして、建築設計業界を中心に土木・映像・CG・ゲーム業界など、さまざまな分野で世界的に普及している。本年3月にバージョンアップされた「SketchUp Pro2014」に続いて、今年2度目のバージョンアップとなる「SketchUp Pro2015」の日本語版パッケージ（コマーシャルライセンス）には以下のサービスが付加される。
1.サポート＆メンテナンス期間内は無償にてアップグレードに対応
2.サポート＆メンテナンス期間内はSketchUpモデルを無制限にダウンロードできるオンラインの国内メーカー公認パーツライブラリ「BuildMate（ビルドメイト）」を利用可能
3.SketchUp Pro2015 ユーザーズマニュアル（アルファコックス制作）を同梱
4.SketchUp Pro2015J用ナレッジセンター日本語版（アルファコックスオリジナル）を利用可能
「SketchUp Pro2013J」または「SketchUp Pro2014J」を購入し、現在「サポート＆メンテナンス」の期間内にあるユーザーは、「SketchUp Pro2015J」へ無償アップグレードの対象となる。

●主な特長
・64ビットOSに対応
SketchUpが64ビットOSに対応。これにより内部の処理スピードが最大4倍まで向上した。エンジンの改良もはかられており、表示速度も向上し、操作におけるストレスを大幅に軽減する
・マルチプラットホーム
マルチプラットホームに対応したことにより、Windows、Mac双方での利用が可能になった
・SketchUpがIFCフォーマットのインポートに対応
「SketchUp Pro2014」より対応したIFC（属性情報で採用されているのIFC2x3）のエクスポートに続き、2015ではインポートに対応した。建築における設計・施工の流れの中で、もっとも上流である概略モデリングなどで利用されるSketchUpのIFCへの対応を強化されたことでBIMを推進する国内企業ではCADとの連携が更に向上することが期待される
・eライセンス
ライセンス移動が簡単なインターネットを介したサーバーライセンスになった
●「SketchUp Pro2015 日本語版」の動作環境
Windows版：
対応OS：Windows 8.1 / Windows 8 / Windows 7
各32ビット及び64ビット
必須ソフトウェア：Microsoft Internet Explorer 9.0以上
.NET Framework version 4.0.以上
ハードウェア：
2GHz以上のプロセッサ、4GB 以上のRAM、16GB以上のHDD容量、300MB以上HDD空き容量、512MB以上のメモリを搭載した3D対応のグラフィックカードでOpenGL2.0以上に準拠していること、3ボタンスクロールマウス
※SketchUpはグラフィックスカードに大きく依存して動くために、そのGPUはOpenGL2.0以上をサポートしている必要がある。過去の様々な報告からIntelベースのグラフィックスカード（いわゆるオンボードマシン）ではSketchUpの操作において問題が生じたり、著しく動作が遅くなるような現象が報告されている。SketchUpの機能の中にはインターネットへの接続環境が必要な機能が含まれている
Mac版：
対応OS：Mac OS X 10.10 / 10.9 / 10.8以上　各64ビット
必須ソフトウェア：
QuickTime 5.0、Safariがインストールされていること
※MacOSでのBoot campおよびVMWareなどの仮想環境ソフト（エミュレータ）でのご利用はサポート対象外
ハードウェア： 2.1+ GHz Intel（tm）プロセッサ、4GB 以上のRAM、300MB以上のHDDの空き容量、512MB以上のメモリを搭載した3D対応のグラフィックカードでOpenGL2.0以上に準拠していること、3ボタンスクロールマウス
●「SketchUp Pro」価格
「SketchUp Pro2015J　コマーシャルライセンス」の定価99,900円
「SketchUp Pro2015J　アップグレード」の定価　32,400円
※有償アップグレードは日本国内の正式代理店から購入した「SketchUp Pro8J」ユーザーが対象
　「サポート＆メンテナンス更新」の定価　32,400円
「SketchUp Pro2014Jアカデミックライセンス」の定価　9,720円