大量のレイヤーをコラージュして自在なアニメーションを実現するAfter Effectsプラグイン「Pastiche」発売（Motion Boutique／aescripts + aeplugins）

Motion Boutique／aescripts + aepluginsは、大量のレイヤーをコラージュして自在なアニメーションを実現するAfter Effectsプラグイン「Pastiche（パスティーシ）」を発売した。

「Pastiche」は、ソースレイヤーに指定したレイヤーをその他のレイヤーで埋めてコラージュして、アニメーションさせることができるAfter Effects用プラグイン。「Pastiche」の利用には、コラージュするシェイプを担うソースレイヤーと、コラージュする際に利用する大量のレイヤーが必要となる。大量のレイヤーの準備には時間がかかるので、Motion Boutique／aescripts + aeplugins開発のLayerGeneratorsを利用することで、レイヤーの準備を高速化することができる。

ソースレイヤーと、コラージュで利用するレイヤーの準備ができたらソースレイヤーに「Pastiche」を適用する。エフェクトパネルでは、コラージュの形状を制御するTransformとソースレイヤーに追尾し、コラージュをアニメーションさせる際に制御するAnimationを調整して「Pastiche」を使う。例えばTransformでは、コラージュさせる際のレイヤーの並べ方やスケール、回転と透明を調整することができる。各パラメーターともキーフレームを打つことで、ソースレイヤーを追尾する際に次々と形状を変えることが可能。

また、「Pastiche」の開発者が「Newton 2」の開発者ということもあり、このふたつのプラグインの連携も抜群だ。例えばコラージュした大量のレイヤーを「Newton 2」で読み込み物理シミュレーションを行い、After Effectsには存在しない重力を加えてリアルな物理演算モーションを実現することができる。
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