4K／UHDエンコードを強化しH265やMXF（OP1a／OP-Atom）をサポート「Sorenson Squeeze 11」発売（Sorenson Media）

Sorenson Mediaは、4K／UHDエンコードを強化しH265やMXF（OP1a／OP-Atom）をサポートした動画変換＆動画配信アプリケーション「Sorenson Squeeze 11（ソレンソンスクイーズ 11）」を発売した。

「Sorenson Squeeze 11」は、ビデオやオーディオを高品質かつ軽量にエンコードし、ビデオの圧縮から公開までのワークフローを一括して実現するプロ仕様の動画変換＆動画配信アプリケーションだ。Web、モバイル機器、ディスクプレイヤー、Apple iOSデバイスなど様々な用途に合った最適なフォーマットに変換し、MPEG-4（H.264）、HTML5、Flash（FLV、SWF）、WMV、WebM（VP8、VP9）、QuickTimeなどのメディアファイルを正確に作成する。

製品は、プロフェッショナル版、スタンダード版、ライト版の3タイプをラインナップ。MPEG-4（H.264）やFLVなど限定したフォーマット出力のみ対応するエントリーモデルの「Sorenson Squeeze 11 Lite」、大半のフォーマットに対応した「Sorenson Squeeze 11 Standard」、そしてスタンダード版の全機能に加え、HEVC／x265や Apple ProRes（Macのみ）、Avid DNxHDなどの変換に対応する最上位のプロ版「Sorenson Squeeze 11 Pro」と用途に応じて使い分けられる。

最新のバージョン11 Pro版では、XDCAM／MXF Format（OP1a）対応や、イメージシーケンスのインポート、マルチトラックオーディオ、コーデックのアップデート（x264、H.264、VP9、x265）、4K書出し時にパフォーマンス改善、テキストによる透かし機能の追加など、4K時代の映像制作をサポートする機能が加わった（製品タイプによって機能が異なる。機能比較はこちら）。

また、大量の動画を自動で圧縮、配信するソリューション「Squeeze Server」と併用することで、デスクトップアプリケーションのSqueeze 11から専用アカウントのSqueezeサーバーへのダイレクトアップロードが行える。更に、Pro版とStanderd版には、同社のビデオ配信ネットワークサービス「Squeeze Stream」のライセンス（5GBストレージの無償利用）が付属。Squeezeで変換した高品質な動画を専用のクラウドサーバーを使って手軽に公開できる（ライブ配信には未対応）。「Sorenson Squeeze」は、軽量高画質な変換を行うエンコードエンジンを搭載し、高速パフォーマンスと多彩なメディアフォーマットの入出力を実現する。
詳しくはこちら。

■製品情報

製品名称：Sorenson Squeeze 11（ソレンソンスクイーズ 11）
効果：動画変換・動画配信ソフト
開発：Sorenson Media
種類：スタンドアローンソフト

■「Sorenson Squeeze 11」動作環境／製品仕様

【Windows版】
対応 OS／ハードウェア：
・Microsoft Windows 8／10
・1GHz以上でPAE、NX、SSEをサポートするプロセッサ
・2GB 以上のメモリ
・200 MB以上のHDD空き容量
・QuickTime 7.2以降
・DirectX 9.0b以降

【Macintosh版】
対応 OS／ハードウェア：
・Mac OS X 10.10以降
・2GB以上のメモリ
・200 MB以上のHDD空き容量

-「Sorenson Squeeze 11 Lite」、「Sorenson Squeeze 11 Standard」、「Sorenson Squeeze 11 Pro」を WindowsサーバーOSでの運用は利用規約違反となる。
-ソフトウェアの認証にはインターネット接続環境が必要。ネット認証はソフトウェアを使用する以外のマシンでも行える。
-同製品は固定された1台のマシンのみで使用できる製品となっている。1度認証されたソフトウェアを異なるマシンで使用する場合は、インターネット環境下のソフトウェアからライセンスの変更が行える。
-購入の際は必ずデモ版での動作確認をすること。

【QuickTime for Windowsのインストールに関して】
「Sorenson Squeeze」の利用にあたって、QuickTime for Windowsのインストールが必須となる。QuickTimeがインストール済みの場合は、QuickTimeをアンインストールすること。その後、QuickTime 7.2以降のインストーラーを使い「QuickTimeInstaller.exe」を実行し、インストール方法選択時に「カスタム」を選択して「QuickTime Essentials」のみをインストールして利用。また、ファイアーウォールのアップデートを行い、Squeezeとその他信用できるプログラムのみがQuickTimeにアクセスできるようにし、可能であればインターネットから切断したPCにて利用。

- バージョン：11
- 開発元：Sorenson Media
- インターフェイス：英語版
- 販売形態：ダウンロード製品
- 日本語マニュアル：PDFファイルをダウンロードにて提供される。内容はバージョン6のものとなる。