ゲームもカフェも映像も――SAFEHOUSEの多彩な舞台を輝かせる広報の現場
Netflixシリーズ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』に代表されるハイクオリティな映像制作や、代表の由良浩明氏、背景モデラー・鈴木卓矢氏をはじめとした著名なアーティストが所属することで知られるCGスタジオ・SAFEHOUSEでは、現在広報宣伝担当やプロジェクトマネージャーなどの職種を積極採用中だ。
今回の記事では、若くして広報宣伝チームのリーダーとなった佐藤しずく氏へのインタビューを通して、3DCG業界はもちろん、ゲームやカフェなどグループを横断して幅広く携わるSAFEHOUSEの広報ならではの面白さや仕事の醍醐味をうかがった。
作品にとどまらないPR活動。映像からゲーム、そしてカフェまで、多事業を横断する面白さ
――まずは自己紹介をお願いします。SAFEHOUSEでの担当領域や、普段どんな業務をしているかも教えてください。
SAFEHOUSE / PR&マーケティングチーム / リーダー
佐藤しずくです。SAFEHOUSEでは、PR&マーケティングチームに所属しており、会社のSNSや公式サイトでの広報活動や、実績を公表するためクライアント企業との折衝などを行っています。
また、広報宣伝だけでなく、時にはプロジェクトの進行管理や、営業・Bizdevまわりの業務を兼任することもあり、経験できる業務の範囲がとても広いです。
――差し支えなければ、これまでのキャリアや、そのなかでもSAFEHOUSEでの広報を選んだきっかけを教えてください。
SAFEHOUSEは、私のキャリアの3社目にあたります。1社目はインテリアデザインのメディアを運営する会社で、業界向けの展示会やイベントの主催をしていました。2社目は、中小の総合広告代理店で、営業アシスタントをしており、クライアントの課題をヒアリングをし、提案内容を考えて資料を作成したり、進行管理などをしておりました。
SAFEHOUSEには、インハウスでのプロモーション業務に興味を持っていたこと、ゲームや映像系のクライアントが多かったこと、またグループ会社の様々な事業の広報業務も経験できることから転職を決めました。
――SAFEHOUSEは3DCGスタジオですが、グループ会社のAREA35ではゲーム開発を手掛け、ほかにもカフェ Walkaboutも経営するなど、グループ全体では多彩な事業を手掛けています。広報としてはどんな範囲を担当していますか?
グループのゲームメーカーであるAREA35のゲームプロモーションも並行しておこなっています。特に最近は、東京ゲームショウ2025で発表した新作ゲーム『タイニーメタル2』の来年のリリースに向けて、国内外のマーケティング施策を考えたり、海外のチームや協力会社と連携をしたり、施策ごとの進行管理をしています。
特に『タイニーメタル2』は、自社開発・自社パブリッシングタイトルで、SAFEHOUSEがビジュアルや映像を制作していることもあって、PRには力を入れています。2025年9月の東京ゲームショウ2025では、ブース出展を行い、試遊台を展示してたくさんのお客様に楽しんでもらいました。そのブースの準備や運営も私たちのチームで行なっています。
また、自社運営のカフェ「Walkabout」が昨年オープンしたタイミングでは、SNSやGoogleマップの開設・運用、広告配信、ポスターやチラシなど印刷物の制作等、集客施策を担当しました。
たくさんの『人』とつながるプロモーション
――CG・エンタメ業界、ひいてはSAFEHOUSEならではの“広報の面白さ”は何だと思いますか?
SAFEHOUSEならでは、という点では、たくさんの『人』と話す機会が多いです。弊社には代表の由良浩明や背景モデラーのスーパーバイザー・鈴木卓矢をはじめ、様々な実績を残したアーティストが多く所属しています。またグループ会社含めるとプロジェクトがたくさんあり、本当に様々な人が携わっているので、自分の経験の幅が広がります。
また、SAFEHOUSEの広報チームは、色々な業務を任せてもらえて裁量も大きいので、やりがいを感じながら仕事に向き合うことができると思います。
――実際に手がけたプロモーションやキャンペーンで、「これは面白かった/やってよかった」と思うものはありますか?
昨年Netflixで公開された『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の、サンライズさんが行うプロモーションに関わらせていただいたことです。
各地のコミコン(ドイツ・ニューヨーク・サンディエゴ)などで、監督やプロデューサーのトークショーの調整をお手伝いしたりと、自社が制作に参加した作品を国内外に発信する、とてもいい経験になりました。
興味の幅の分だけ楽しめる。国内外のプロモーションに携わる仲間を募集中
――これから広報として挑戦してみたいこと、実現したいことはありますか?
今月(2025年10月)からチームのリーダーになったので、メンバーのマネジメントに挑戦しています。
業務としては、マーケティングや広報の施策全体を、より効果的に考えられるように、とにかく実践の数や知見を増やしていきたいと思っています。
――今、SAFEHOUSEに広報としてジョインする面白さや魅力はどんなところでしょうか?
やはり幅広い業務を任せてもらえて、国内外のプロモーションに携われる、というところだと思います。
その時々によって、SAFEHOUSEの自社作品の広報以外に、自社開発のゲーム、アーティスト、作曲家、コーヒー豆、カフェなど……本当に様々な業種業界の広報・宣伝にかかわることができることは最大の魅力じゃないでしょうか。
――「こんな人と一緒に働きたい」と思う人物像があれば教えてください。
私もそうなのですが、色々なことに興味のアンテナがあって、気づいたら考えるより先に足が動いている人は相性がいいかもしれません。物事をポジティブで楽しい方向に考えられる人と働きたいなと思います。あとはマルチタスクが得意な人ですね!(笑)
求人情報
SAFEHOUSEでは以下の職種を積極採用中です。
①広報宣伝担当
②Bizdev / 営業担当
③プロジェクトマネージャー(PM)
また上記の職種以外にも、3Dモデラーやアニメーターなどアーティスト系職種も随時募集しています。詳細は採用ページURLをご記載ください。
safehouse.co.jp/recruit
撮影協力: Walkabout Coffee maps.app.goo.gl/TuR5C9ewZ9HJwed5A
EDIT_遠藤佳乃(CGWORLD)