「2Dイラストを、本来の質感とクオリティを保ったまま動かす」——独自の技術を武器に、ゲーム、アニメ、VTuberなど幅広い分野で高い評価を受けてきたLive2D。近年ではツールの提供にとどまらず、オリジナルテレビアニメ作品『風を継ぐもの』の制作、年次イベント「alive」の開催、Live2D作品の売買プラットフォーム「nizima」の運営など、活動領域を大きく広げている。
現在、同社はアニメーター、作画スタッフ、PMなど複数職種で新たな仲間(社員・業務委託)を募集中だ。(求人情報は、こちら)ツールの開発元でありながら作品も手がけるという唯一無二の環境で働く魅力を、現場の4名に聞いた。
Live2D Creative Studio とは?
Live2D Creative Studio は "Live2D"社内のデザイナーチームです。
「キャラクターを活き活きと動かしたい!」
「2Dならではの魅力を、想像を超えたところまで引き出したい!」
"Live2D"開発チームのすぐとなりでの作品作りが、そんなクリエイティブな想いを実現させます。
INTERVIEWEE
國定みゆき
Live2D Creative Studio グループリーダー/クリエイティブディレクター。2010年入社。アニメーション作品『風を継ぐもの』の社内作監およびグループ全体のマネジメントを担当。
中山成美
第2制作チーム チームリーダー。2015年入社。案件のクオリティチェック、制作マニュアルの整備を担当。『風を継ぐもの』ではレイアウト・演出を担当。
栗原弥里
PMチーム チームリーダー。前職はゲームプランナー。入社11年目。制作進行業務とPMチーム・案件全体の調整を担う。
石川源次郎
企画制作事業部 取締役。2012年入社。アニメーション事業の統括責任者。『風を継ぐもの』ではLive2D側プロデューサーを務める。
アニメもゲームもVTuberも――広がり続ける制作領域と、今回の募集
――今回特に募集している職種について教えてください。
石川:現在、アニメーション系の作品に携わる方々の募集を強化しています。大きく分けて3つのポジションがあります。1つ目は、Live2Dを使ったアニメーション制作ができる方。Live2Dの経験があり、かつアニメーションへの興味がある方を求めています。2つ目は作画系のスタッフです。原画イラストレーターや原画アシスタントといった職種で、Live2D用のイラスト制作やレイアウトを担当していただきます。Live2Dそのものを操作するというよりは、その前段階の工程を担う方ですね。3つ目がPMです。新卒、未経験の方からゲーム・アニメ業界での進行管理経験がある方まで幅広く募集します。またその他にもデータ・仕様チェックなどの品質管理スタッフも同時に募集中です。
――募集強化の背景は?
石川:新作TVアニメ『風を継ぐもの』の制作はもちろん、VTuber、ゲームなど、ジャンルを問わず制作のご依頼が増加しているため、Live2Dデザイナーを広く募集したいと考えています。
その他の制作実績はこちら
石川:Live2D Creative Studioには4つのチームがあり、平均年齢は30歳前後です。約7割が女性で、女性が働きやすい環境だと思います。
――案件のアサインはどのように決まるのでしょうか。
栗原:明確なルールがあるわけではないですが、得意分野やIPへの愛着を見てアサインすることが多いです。キャラクターや作品を深く知っている人のほうが、動きの細部まで"らしさ"を出せるので、そのIPが好きな人に入ってもらうケースはかなりあります。
ツールも自ら生み出し、作品もつくる――Live2Dだけの面白さ
創業から20年!LIve2Dの現在地
出典:『調査レポート Live2D 20年目の現在地』https://www.live2d.jp/20th-anniversary/report.html
――一般的な制作会社は既存のツールの中でクオリティを追求しますが、Live2Dはツール自体も自社開発しながら作品もつくり、現場のフィードバックを受けて改良し、さらにそのツールを販売もする。かなり特殊なポジションですよね。
石川:確かにそこはかなり特殊な立ち位置ですね。
國定:開発の隣にデザイナーがいるという関係は初期から続いています。デザイナー陣が困っているのをすぐ隣で見る→それを解決するために新機能を入れるというサイクルは入社当時の少人数だった頃から変わらないスタイルなんです。
――皆さん比較的社歴が長い印象ですが、離職率は低いのでしょうか。
石川:社員の離職率は、5.04%(2025年1月1日時点)です。みんなの共通言語としてLive2Dへのアツい想いがあるのが、離職率の低い要因の1つだと考えています。採用時にも、スキルだけでなくLive2Dへの思い入れを重視しています。
國定:単純に、みんな仲が良いというのもありますね(笑)。
栗原:会社の雰囲気や福利厚生の面も良いと思います。
リモート中心でも交流を絶やさない工夫
※クリエーター職:リモートワークが中心、場合によって出社や外部での業務が発生
PM:週1回定期出社+業務上必要な場合は都度出社が必要
【業務委託】 リモートワークが中心。 場合によって出社や外部での業務が発生する。 (フルリモートワーク相談可)
詳細はこちら
――リモートと出社の比率は?
石川:現在はリモートのほうが多いです。なので、意識的に交流の場を設けています。月イチ回の定例会では全スタッフをランダムに振り分けて、テーマに沿った歓談の時間を設けたり、誕生日会をオンラインで開催したり。フットサル部や麻雀部、ゲーム部といった部活もあります。
國定:月イチのグループトークで好きなコンテンツを布教し合ったりもしています。バーチャルオフィスツール「ovice」を使っているので、業務のついでに「このキャラを語れる人いない?」と探すこともありますね(笑)。前述したように、その作品が好きな人をアサインすることはよくあるので。
入社のきっかけ――Live2Dとの出会い
中山:専門学校の授業でLive2Dを知り、Live2D社主催の「alive」というイベントに参加して、まず会社の雰囲気がとても良いなと感じました(笑)。当時学生だった私は、社会人に固いイメージしかなかったんですが、Live2Dの皆さんが非常に和気藹々としていて印象的でした。特に國定さんが、私が名刺に書いていたハンドルネームを覚えてくれていたのが嬉しくて、ここで働きたいと思いました。
栗原:前職のゲーム制作会社で、他の人が持ち込んだ企画にLive2Dが使われていて、そこで「このツールは面白い!」と思いました。面白いと思ったものに関われる上に、自分のこれまでの経験も活きると思い入社しました。
応募を検討している方へ
國定:アニメをつくるということはなかなか挑戦できない経験だと思います。「アニメがつくりたい」という方にぜひ来ていただきたいですね。
石川:Live2Dに興味がある方にとっては、やりがいがあって面白い環境だと自信を持って言えます。みんな頑張りつつも、適正な労働環境で働いています。もし今、働き方を見直したい方がいたら、ぜひ一度弊社に目を向けていただきたいです。
Live2Dアニメーションに本格的に取り組んでいる会社はほとんどなく、リスクはありますが、開発元として新しい市場を開拓し、クリエーターが活躍できる環境を広げていきたいと考えております。新しいことに挑戦したい方、もっといいものづくりがしたい方をお待ちしています。
中山:コミュニケーションを取りながら試行錯誤し、日々新しい経験ができる環境です。アニメ、ゲーム、VTuber、イベント映像など、様々なジャンルの制作に携われるのも魅力です。Live2Dが好きで仕事にしたい!という方、ぜひ来てください。
栗原:PMは進行管理だけでなく、「Live2Dならこういうことができます」とクライアントに提案したり、一緒に考えていく役割です。新しいことに挑戦したい人、柔軟な発想を持った人をお待ちしています。
TEXT_オムライス駆
EDIT_中川裕介(CGWORLD)