Houdini特化の新オンラインスキルアップイベント
『Houdini Maze』

Houdini Mazeは、DCCツール・Houdini特化イベントです。
複雑に交わるノードのように、エフェクト、エンバイロンメント制作、筋肉シミュレーション表現など、多様な分野のスペシャリストたちがその"知"と"技"を共有します。
奥深いHoudiniの世界。その中で自分に最適な道筋を見つけ、新たな表現の扉を開けましょう。

さあ、共にHoudiniの迷宮へ。
答えは一つではない、無限の可能性がここに。

記事の目次
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    セッション紹介

    プロダクションレディな CFXセットアップ構築 〜Houdiniを使用したスキンとクロスのCFXセットアップを学ぶ〜

    講師: Alfonso Espeso Calvo (CFXスーパーバイザー @ Netflix Animation Studios)

    本講義では、プロダクションレディなスキンとクロスのCFXセットアップ制作を学びます。
    基本から応用までのスキン修正手法や、高度なHoudiniデジタルアセット(HDA)の作成方法を解説。
    さらに、クロスの準備からセットアップ、シミュレーション、バインディングまでの一連のワークフローに加え、プロシージャルなグループとマスクの作成、マスターコントロールの構築、そしてセットアップの自動化についても取り上げます。

    Houdini 21で極める大規模破壊 〜マテリアルベースのコンストレイントワークフロー〜

    講師: Hiral Joraval (Senior FX TD @ DNEG)

    本講義では、Houdiniを使った大規模破壊シミュレーションのアプローチを解説します。
    スマートなフラクチャリング手法から、コンストレイントの設定とそのロジックの理解、効率的なシミュレーション最適化テクニック、そしてシミュレーション後のディテール追加と調整まで、一連のワークフローを学びます。

    VEXで極める高度なジオメトリ解析 〜ハイエンドFXのための実践テクニック〜

    講師: Yunus Balci (Senior FX TD @ Industrial Light & Magic)

    本講義では、高複雑度のフラクチャ伝播、デフォメーションエフェクト、解析駆動型プロシージャルワークフローのために開発された、プロダクション実証済みのジオメトリシステムについて、数学的に厳密な概要を解説します。

    内在的ジオメトリ、測地線距離場、離散微分オペレータ、ラプラシアンベースの手法、そしてVEXで完全に実装された高次曲面評価に焦点を当てます。追加トピックとして、実践的な線形ソルバ、ビルトインノードの拡張と拡充、スケーラブルで堅牢なジオメトリシステムを構築するためのパフォーマンス重視の戦略についても解説します。

    Pyro FXにおけるストーリーテリング 〜意図をもってレイヤーを重ねる〜

    講師: Bishoy Khalifa (FX TD @ Framestore London)

    本講義では、FXアーティストが物理的なコンテキストをあらゆる判断の指針として、意図をもってPyroシミュレーションをレイヤリングする方法を解説します。
    リアリズム、シネマティックなスタイライズ、持続型Pyro、マジックFXに共通して適用できる普遍的な原則を紹介します。

    探求するTissueシミュレーションの世界 〜生きたキャラクターを生み出すシミュレーション技術〜

    講師: Anupam Awasthi (Lead Creature FX TD @ DNEG)

    本講義では、まずTissueシミュレーションの基礎として、Tissueシミュレーションとは何か、どのように機能するかを解説し、筋肉/脂肪シミュレーションに必要な要件やテクニカルワークフローについて説明します。
    また、シミュレーションがキャラクターの見た目と質感をどのように向上させるかについても触れます。

    モーションデザインのためのHoudini 〜言葉を超えて伝えるシミュレーション〜

    講師: Avner Engler (Senior Houdini motion designer)

    映画やゲームだけでなく、広告・モーションデザインの領域でもHoudiniの活用が広がっている。
    本講義では、シミュレーションを活用することで、従来の映像表現では伝えきれなかった感情やブランドメッセージをいかに視聴者に届けるかを、実際のプロジェクト事例を交えて紹介する。
    プロシージャルアプローチによる柔軟な修正対応や、クライアントワークにおける実践的なノウハウについても解説予定。

    SolarisとOpenUSDを使った大規模環境制作

    講師: Mehdi Daghfous (Environments Supervisor @ Vine FX)

    本講義では、Solarisで大規模シーンを扱う方法の概要を解説します。
    密度の高いディテールを持つシーンでの実践的なデモを通じて、最適化の基礎とさらに発展させるための改善手法を学びます。
    主にSolarisにフォーカスしますが、Heightfield、Copernicus、Biomes、OpenUSDの基礎、インスタンス、Solarisでのシーンアセンブリなど、様々なコンテキストとテクニックを活用します。

    ノードから世界へ 〜Houdini Engineで広がるプロシージャルツールの可能性〜

    講師: Eldad Sery (Houdini Certified Instructor)

    本講義では、ツール開発とプロシージャル思考に焦点を当て、実際のプロダクションでHoudiniを3Dプログラムやゲームエンジンと統合する方法を実演します。
    モデリング、最適化、スキャッタリングなど様々な用途に対応する再利用可能なプロシージャルツール(HDA)の設計、Houdini Engineと3Dソフトウェアおよびゲームエンジンとの統合、実践的なツールの詳細解説、そして自分自身のプロシージャルマインドセットとツール開発を始めるための実践的なヒントを紹介します。

    Houdiniアーティストのための応用TDスキル 〜スタジオ環境で働くアーティストに必須のパイプラインスキル〜

    講師: Paul Ambrosiussen (Technical Artist)

    本講義では、スタジオ環境で働くHoudiniアーティスト、そしてフリーランスのアーティストにとって必須のTDスキルに焦点を当てます。

    Houdiniプラグインの作成とGitHubを通じたデプロイ、Houdini環境設定、Pythonを使用したHDA作成、Houdiniでの外部Pythonライブラリの統合と使用、コマンドライン(Hython)でのHoudini実行について解説します。

    USDクラウドのためのMotion Pathシステム 〜Houdini 21のMotion Pathで実現する効率的なクラウド制御〜

    講師: Mario Leone (Houdini Certified Instructor)

    本講義では、HoudiniのMotion Pathシステムの概要と、それがいかにクラウドワークフローを効率化するかを解説します。
    多くのシミュレーションステップをMotion Pathによる直接制御に置き換える方法、SOPs内で完結するクリーンでアートディレクション可能なクラウドモーションの作成、主要なMotion Pathノードとそれらが生成するアトリビュート、軽量な回避行動と障害物処理、クリップタイミングとランダム化による自然なバリエーションの追加、トリガーとトランジションを使用したパス上での挙動変化、USDクラウドの理解、クラウドのSolarisへの移行、マテリアルアサインメントのランダム化について扱います。

    開催概要

    視聴方法

    オンライン

    主催

    CGWORLD

    公式サイト

    https://cgworld.jp/special/houdinimaze/index.html

    価格

    定価40,000円(税別) 早期割引価格 32,000円(税別) ※早期割引は1/9(金)まで

    アーカイブ配信

    有り (視聴期間6ヶ月)

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