オンラインアトリエ「INEI ART ACADEMY Atelier」で行われているコンセプトアートチャレンジ第4弾!
今回は海外ドラマに出てくる「火山地帯の城」のコンセプトアートに挑戦!
回数を重ねるごとに力をつけているメンバーの作品をINEI富安氏の講評とともにご覧ください。
課題/設定
課題:「火山地帯の城」のコンセプトアートを描きなさい
設定:2027年公開予定の海外ドラマ「Ancient Throne」で出てくる火山地帯にある呪われた城
第1位:炎獄の古城/陳皓天
講評
溶岩地帯の城を壮大なイメージで描いてくれました。画面の右端から左端がとても遠く感じられます。同様に手前からの奥行きも天候が違うほど遠くに感じます。このスケール感がこの絵の好印象なポイントです。手前にいるキャラクターがこれから進もうとしている奥の城へ続く道も冒険に満ちたものになっていて、観ている人が画面の中で遊べる時間が長いです。この「絵の中で遊べる」というのをぜひ他のメンバーも参考にしてほしいと思います。
第2位:Lava Castle/yoshiii
講評
見上げの構図で迫力ある溶岩地帯の城をつくってくれました。城のシルエットなど、何度も私からのアドバイスを受けて素直に修正していく姿勢がとても良かったです。一方、手前の地形のデザインや、溶岩地帯ならではの城のデザイン、奥行き等は物足りなさを感じます。次回はそのあたりに気をつけるとさらに良くなるので、ぜひチャレンジしてみてください。
第3位:灼熱の牙城/熊谷クルル
講評
すごく惜しいところまでいきました。次回は以下に気をつけてみてください。
1:構図は最後まで大胆に変えていこう。そのためにスピードペインティングやサムネイルスケッチの練習が良さそう。
2:岩は写真や3D素材を使って効率良くつくっていこう。
またどんどんアドバイスするので途中経過をホワイトボードに貼っていってくださいね。
アトリエメンバーの作品
総評
今回の課題で選んだテーマは比較的シンプルなものです。それは岩や溶岩には、洗練されたクルマのような決まった形がないからです。
また、溶岩の光がこの場面をドラマチックに演出してくれます。描いていて、「あ、意外と上手くいけるかも?」と思った人もいたのではないでしょうか。この成功しそうな感覚はとても大事で、苦労しながら描いた絵よりも、描きながら「カッコいい」と思える絵の方が、スッと人の心に入っていくことが多いです。そのため、課題に対して良いイメージを最初にもつことが肝心かもしれません。
次回は、皆さんが最初にしっかりとイメージを持ってから描き始めてみてください。
INEIオンラインアトリエは1周年を迎え、さらに楽しく集まれる「絵を描く人の居場所」を提供し続けます。楽しいイベントも増えてきました。興味のある方は、気軽な気持ちでぜひ参加してみてください。
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INEI ART ACADEMY Atelierとは?
絵を描くあなたの居場所【オンラインアトリエ】
INEI ART ACADEMY Atelierは、絵を勉強する人たちが気軽に集まるオンラインアトリエです。アトリエでは毎週金曜日に『Weekly Sketch Study』としてアトリエメンバーがギャラリーに集まり絵を描く練習をしています。ほかにもメンバー各々が主体となりBlender部やAIアート研究会、写真部、スケッチ同好会、XR研究会などの部活動がつくられ活動しています。また、野外スケッチ会や美術館巡り、スタジオ訪問など毎月企画されるイベントもあり、アトリエメンバー同士の交流も盛んに行われます。