エンターテインメント業界を中心に、自動車、映像、建築など、さまざまな業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオは、Unreal Engine向け揺れものボーンプラグイン「Silicon Studio Bone Dynamics」の新しいバージョン(Ver.1.1.0)をリリースした。

Silicon Studio Bone Dynamicsは、SPCR Joint Dynamicsをベースに開発されたUnreal Engine向けの揺れもの物理演算プラグインである。2025年8月の提供開始以降、多くの企業ユーザーから寄せられた機能追加や改善要望を反映し、このたびVer.1.1.0の提供に至った。

Silicon Studio Bone Dynamics
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Ver.1.1.0で実施された主な開発内容

1.対応プラットフォーム追加(iOSに対応)

2.異常検出システム

物理破綻を極限まで抑制

・物理シミュレーション中の異常(コリジョン貫通など)を⾃動検出する機能を追加
・検出された異常を⾃動的に修正する「リセット」機能を追加

  • 異常の自動検出
  • 異常の自動修正(リセット)

3.空間的な当たり判定の⾃動調整・精度向上(Collision Space Accuracy)

・布や髪のボーン数が不足している場合に当たり判定の分割数を自動判定する機能を追加
・以前より細かい精度の設定が可能

4.時間的な当たり判定の⾃動調整・精度向上(Collision Time Accuracy)

・動きが速い場合に時間を細かく区切って当たり判定を行うための分割数の自動判定機能を追加
・以前より細かい精度の設定が可能

5.ジョイント⾃動追加機能

・条件に⼀致するボーンをまとめてJointPairへ追加する機能を追加

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シリコンスタジオ株式会社
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