WOWは、クリエイターを志す学生を対象としたプログラム「WOW Student Program 2026—Ignite Your Creativity」を開催する。本プログラムは、多様な価値観やテクノロジーが交錯する時代において、新たな感性や知性との出会いを通じ、次世代を担う学生の創作活動に伴走する取り組みだ。
エントリー期間は6月9日(火)〜 7月21日(火)午後5時まで、プログラム期間は8月4日(火)〜 9月12日(土)である。
WOWがこれまで培ってきた表現手法やクリエイティブの知見をもとに、企画立案から作品制作、発信までをサポートし、発想力・表現力・突破力を育む。過去2回の開催では、参加者が独自の視点で作品制作に挑み、業界関係者や協賛企業、卒業生との交流も実施。今年も作品づくりを軸に、多様なクリエイター同士がつながる機会の創出を目指す。
開催概要
【タイトル】
WOW Student Program 2026—Ignite Your Creativity
【エントリー期間】
6月9日(火)〜7月21日(火)午後5時
【プログラム期間】
8月4日(火)〜9月12日(土)
【主催】
WOW
【協賛】
株式会社ボーンデジタル、CGWORLD
プログラム概要
WOWが設定した制作テーマをもとに、独自のアイデアから作品を考え、簡単な企画書とともに応募。書類選考後にオリエンテーションと企画へのレビューを経て制作を開始し、約5週間で完成を目指す。
レビューは、映像、UI/UX、プログラミングやR&Dなど、国内外のビジュアルワークを幅広く手掛けるWOWのクリエイティブメンバーが複数回実施。各フェーズにおいて表現の引き上げポイントを指南する。作品発表では、オフラインのイベントにて、完成した作品と制作プロセスを発表する。制作した作品については会場で展示も行う予定だ。
プログラム終了後は、自身のオリジナルワークとしてポートフォリオに加えることも可能。
制作テーマ
鑑賞者に「未知なる時間」を感じさせる作品を制作してください
技術が変わり、社会が変わり、価値観が変わるなかで生まれた時間や失った時間があります。
遠い未来には、想像もできないような時間が流れているかもしれません。
あるいは、今この瞬間にもまだ気づかれていない時間や、過去にあり得た時間もあるかもしれません。
並行世界に流れる時間。
人間には知覚できない時間。
永遠に訪れることのなかった時間。
あなたが想像する「未知なる時間」を、あなた自身の視点で形にしてください。
鑑賞者が知らない時間の輪郭に触れ、その先を思い描いてしまうような作品を期待しています。
スケジュール
- 6月9日(火)
エントリー開始
- 6月26日(金)
オンライン説明会 午後6時〜(Instagram配信)
- 7月21日(火)
エントリー締切 午後5時
- 7月27日(月)
書類選考結果通知
- 8月4日(火)
オリエンテーション 午後3時〜(オンライン)
- 8月5日(水)
レビュー① 企画について(オンライン)
- 8月21日(金)
レビュー② 作品進捗について(WOW Tokyo Office)
- 9月4日(金)
レビュー③ 作品仕上げについて(オンライン)
- 9月12日(土)
作品発表・展示(TAO STUDIO Aoyama)
オリエンテーション
書類選考の合格者向けに、制作開始前のオリエンテーションを実施。WOWやWOWクリエイティブメンバーの紹介、レビュー・作品発表などのプログラム工程を詳しく説明する。
日程:8月4日(火) 午後3時〜
会場:オンライン(Zoom)
レビュー
WOWのクリエイティブメンバーが、作品の企画や進捗に対してレビューを行う。現場で活躍するプロから表現を磨くためのアドバイスを受けながら、作品をブラッシュアップしていく。
レビュー①
応募時に提出した企画書をもとに、1人20分程度のレビューを行う。
日程:8月5日(水)
会場:オンライン(Zoom)
レビュー②
本プログラムの参加者が集い、制作途中の作品に対して1人20分程度のレビューを行う。他の参加者のレビューに立ち会うことで、さまざまな視点やアプローチに触れる機会となる。レビュー後には、WOWメンバーが普段の制作で大切にしている考え方などを話す時間も予定。
日程:8月21日(金)午前10時〜午後5時30分(予定)
会場:WOW Tokyo Office(東京都渋谷区神南1-14-3)
レビュー③
作品完成に向けて、1人20分程度のレビューを行う。プログラム終了までの限られた時間のなかで、作品の完成度を高めるポイントをアドバイスする。
日程:9月4日(金)
会場:オンライン(Zoom)
作品発表・展示
完成した作品と制作プロセスを発表。発表後には、展示作品の鑑賞、参加者同士が親睦を深めるための交流会を行う。
日程:9月12日(土)
会場:TAO STUDIO Aoyama
住所:東京都港区南青山3-1-5 THE BATON 4F
応募方法
エントリー締切 7月21日(火) 午後5時
詳しくはこちら
メッセージ
高橋裕士
WOW inc.
President / Executive Producer
WOWは、デザイン、アート、テクノロジーが交差するビジュアルデザインスタジオです。多様な才能を持つクリエイターが集い、映像、インスタレーション、UI/UXといった幅広い表現活動を国内外で展開しています。私たちが目指すのは、人々の心を動かし、日常を豊かにするビジュアル表現です。未知の世界を探求し、既知の中に新たな感動を見出して形にすることを大切にしています。
これまでの参加学生の皆さんが作り上げてくれた作品を思い出すと、今でも心が動きます。アニメーション、静止画、R&D、プロダクトと、作品のかたちは実に多彩でした。大事なのは、仕上がりよりもテーマに対する「正直さ」や「これが好き」と強く思えるまなざしが作品に力を与えるとあらためて確信しました。レビューを重ねるたびに作品を進化させていく姿は、こちらが圧倒されるほどの熱量があり、WOW自身も大きく刺激を受けました。
今年もその熱量に会えることを楽しみにしています。美大生でなくても、デザインを専攻していなくても構いません。大学生に限らず、高校生でも、専門学校生でも。「自分が納得するものを作ることで何かを伝えたい」という気持ちがあれば、それで十分です。AIの登場によって、表現の手段は急激に広がっています。だからこそ「自分は何をつくりたいのか」という問いが今まで以上に重要になっていると私は思います。このプログラムがその問いと向き合う時間になれば嬉しいです。
今年も、ギャラリースペースでの展示発表を予定しています。作品を「世に出す」という体験を、WOWのクリエイターたちと一緒に経験してみてください。きっと皆さんの背中を押す経験になると思います。ご応募を心からお待ちしています。
池田 大樹
Born Digital, Inc.
Executive Director / CGWORLD Div. Manager
「生産性」や「効率」。
社会人になると、そんな言葉を何度も耳にするようになります。もちろん、大切なことです。けれども、迷わずにつくれるものは、すでに誰かが道筋を整えてくれたものでもあり、そうしてできあがったものは、どこか既視感のある表現に近づいてしまうこともある。
それよりも、これまで生きてきた中で培ってきた価値観や、泥臭い人間関係、言葉にならない感覚が織り込まれた作品はやはり特別な強さがあります。成立させるには、自分と向き合いながら、手探りで進むしかない、とても苦しい修行のようなものだとは思いますが。
WOW Student Programの魅力は、その暗中模索を一人で抱え込まなくてよいところにあります。日本のトップスタジオとして表現のフロンティアを模索し続けてきた“迷い方のプロ”ともいえるWOWのクリエイターの皆さんと、一緒に悩みながら、表現として成立させていく。なんとも有意義な取り組みだろうと思います。だからどうか、参加される皆さんには、正解を急がず、たくさん迷ってほしいと思います。うまくいかず、もがいた時間は、そのまま将来突き抜けるための血肉になるはずです。
CGWORLD関連情報
学生を応援するWOWのクリエイティブプログラム 「WOW Student Program 2025 ― Ignite Your Creativity」開催レポート
WOWが主催する学生向けプログラム「WOW Student Program 2025—Ignite Your Creativity」8月26日(火)に行われたレビューおよび9月20日(土)に行われた発表会の様子をレポートした記事。
https://cgworld.jp/article/2511-wow-student-program-2025.html