世界13ヶ国で展開されているモーションデザインに特化した技術交流イベント「Motion Plus Design」が6月17日(土)10:00 〜18:30、東京・渋谷で開催。リアルイベントとしての東京開催は2019年以来となる。

ナショナルジオグラフィックフォトグラファーのReuben Wu 、デジタルペインティングのスペシャリスト Benjamin Bardou 、ヴェネツィア·ビエンナーレ等数々の美術館にも作品展⽰されるTobias Gremmler 、エクスペリメンタル·コンテンポラリーダンサーFrancesco Misceoなど、モーションデザインのトップランナーから話をきくことのできる貴重な機会だ。

なお、ストリーミングでの配信も行っているので現地に行くことのできない方はぜひそちらをチェックしてもらいたい。

「Motion Plus Design Tokyo」は、世界的に知られるモーションデザインの第一人者たちによるセッションが午前中から夕方まで凝縮されたイベント。作品制作にまつわるストーリーから技術的で濃密な内容まで、クリエイターの学びに繋がる講演が目白押しとなっている。

イベント申し込みはこちら
  • 2022年パリ開催時の様子
  • 2019年東京開催時の様子

●「M+D PRESENTATION V5 | JAPANESE」(日本語字幕入りのイベント紹介動画)

https://vimeo.com/756409928/a93e4cf466

なお、Motion Plus Designチームは、世界的モーションデザイナーたちの第一人者たちの考えやノウハウの共有も彼らの役割として考えており、Webサイトには過去のイベントでのセッション動画やインタビュー映像も豊富に公開。映画『セブン(SE7EN)』のタイトルデザインなどで知られるカイル・クーパーや、映画『エンダーのゲーム』における劇中のUIデザインなどで知られるアッシュ・ソープなど、トップクリエイターたちの映像が多数取り揃えられている。

「Motion Plus Design」Webサイト内のインタビュー映像ページ

■「Motion Plus Design Tokyo 2023」の登壇者

本イベントで登壇するのは、視覚表現の最先端を突き進む、以下の8名のクリエイターたち。

●Reuben Wu

イギリスのビジュアルアーティスト、音楽プロデューサー。

テクノロジーと時間、空間の概念を⽤いて私たちが住む世界についてストーリーを伝えるアーティスト。

また、ナショナルジオグラフィックフォトグラファーであり、「Phase One(フェーズワン)」のグローバルブランドアンバサダーも務める。NFTカルチャーにおける主要アーティストでもあり、その作品はグッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館、MoMAなどで常設コレクションとして展⽰されている。

https://reubenwu.com/home

●Benjamin Bardou

フランスのクリエイティブ&アートディレクター。

デジタルペインティングのスペシャリスト。ガラスにペイントすることから⽣まれたこの技法は、特殊効果として使われており、撮影した映像に建築物や美術を重ね合わせて再現する。映画業界での仕事と並⾏して、バルドゥはアーバニズムを中⼼とした芸術的リサーチを展開している。
https://benjaminbardou.com/

●Tobias Gremmler

香港のアーティスト、ミュージシャン。

30年以上に渡り、トビアス·グレムラーは現実とバーチャル世界の境界で新しい芸術形態を⽣み出し、様々な分野を越えたコラボレーションにより、デジタルアート、⾳楽、演劇、ダンスなどの交わりを探求している。さらに教授としても活動しており、演劇⾳楽や本の執筆もこなす。彼の作品は、ヴェネツィア·ビエンナーレ、アルス·エレクトロニカ、V&A(ヴィクトリア·アンド·アルバート博物館)などの美術館やアートフェスティバルでも展⽰されている。
https://vimeo.com/tobiasgremmler

●Francesco Misceo

イタリアのダンサー、マルチメディアアーティスト。

デジタルアートとパフォーミングアートの分野にて、舞台公演から現実とバーチャル世界を組み合わせた展覧会まで、さまざまな形態のアートを制作し活動している。技術的、芸術的チャレンジの中⼼に⼈体を位置付け、想像⼒を育む、遊びと楽しさをベースにした視覚⾔語を通してタイムレスな詩的作品を⽣み出すため今⽇の技術を順応させる。

https://www.francescomisceo.com/

●Fernando Lazzari

イギリスのディレクター、デザイナー。

デザインのバックグラウンドと⾼度な技術⼒を持つモーションデザイナー兼ディレクター。実写とCGをシームレスに融合させ、視覚的に洗練された作品を⽣み出す彼は、数々の賞を受賞している。

代表作に、故郷ブエノスアイレスのタイポグラフィ、建築、詩を称えた「Montserrat(モンセラート)」、1974年の名作映画の架空タイトルシーケンス「A Tribute to TheConversation」や、エレクトロクラシックの巨匠、リード·ウィリスのミュージックビデオなどがある。ワールドクラスのデザインスタジオでフリーランスのディレクターとして活動し、ロンドンでは⾃⾝のスタジオ「Popscience(ポップサイエンス)」を運営している。
https://www.ferlazzari.com/

●松岡勇気

モーションデザイナー+ディレクター。MULTRA Inc.所属。
TYMOTEでモーションデザイナーとしてキャリアをスタートし、その後、CompositionやOTASで経験を積む。約2年間モーションデザイナーとして活動した後、現在はMULTRAでディレクターとモーションデザイナーを兼任している。

国内外問わず、様々なプロジェクトの映像コンテンツ制作に携わっており、代表作に「VINYL TOKYO(ビニール·トーキョー)」、「SESSION / HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(セッション / オム·プリッセ·イッセイミヤケ」、「VOY@GER(ボイジャー)」、「VIDEO COPILOT(ビデオ·コパイロット) LIVE!JAPAN 2019 オープニングタイトル」、「ECORU TOGOSHI - Balance Planet /Ikimono Touch(エコルとごし - バランスプラネット / いきものタッチ)」などがある。
https://ykmtok.com/work

●喜田夏記

映像ディレクター・アートディレクター・アニメーションディレクター。

株式会社レゴラスインク代表。在学中より、映像ディレクターとして活動を開始、数多くのTV-CM、MV、ライブ映像等を⼿掛ける。安室奈美恵ライブ映像総合演出、LʼArc~en~Cielライブ映像演出、舞台美術、舞台総合演出も⼿掛ける。
https://www.natsukikida.jp/

●中間耕平

ビジュアルアートディレクター。WOW inc.所属。

TVCM、MV、展⽰映像などのCG制作やディレクションを⾏う。 オリジナル作品「Diffusion」、「Cycle」にて世界的な知名度を得る。⼈間の⾝体性を独⾃の観点から再解釈、再構成する事で⼈間原理に迫るアニメーション作品を⽣み出し続ける。国外から特に注⽬を集め続けており、グローバルなプロジェクトへの参加を続けている。

http://kouheinakama.com/

■開催概要

■日時:2023年6月17日(土)10:00〜18:30
■会場:渋谷区文化総合センター大和田、さくらホール
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21
※ストリーミング配信による参加も可能
■席数:750席
■チケット料金:一般7,500円、学生3,500円、ストリーミング1,500円
■同時通訳:入場時にヘッドホンを無料配布
■懇親会:全セッション終了後、登壇者を交えた懇親会開催を予定

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