一般社団法人MUTEK Japan株式会社Mawariは、2023年12月9日(土)と 10日(日)の2日間、渋谷ストリームホールにてXR、AI、WEB3などの先端技術をトピックとするイベント「MUTEK.JP Pro Conference in collaboration with Mawari」を開催する。

「MUTEK.JP Pro Conference in collaboration with Mawari」は、12月開催の電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」において、3D/XRコンテンツ・ストリーミング・プラットフォームを提供するMawariと共同企画で開催されるイベント。渋谷ストリームホールの4F、5F、6Fの3フロアにおいて、下記の概要で開催する。

「Immersive Program」(6F)

振付家兼ビジュアルアーティストの梅田宏明氏が手がけた、世界初のミクストメディア没入型XRインスタレーション「assimilating XR」を6Fメインホールで開催。コンテンポラリーダンスやデジタルアート、MR技術がシームレスに融合した驚異的な宇宙空間を体験できるという。

体験料金は3,000円(下記リンクより事前購入可能)、体験時間は7分となっている。

●9日のチケット購入
https://mutekjp.zaiko.io/item/361006

●10日のチケット購入
https://mutekjp.zaiko.io/item/361014

「Conference Program」(5F)

5Fホワイエでは、デジタルクリエイティブに焦点を当てたトークイベントを開催。9日(土)には、国内外のアーティストやクリエイター、技術者、専門家などによる、「XRプロダクションとストーリーテリング」、「ジェネラティブAI時代のクリエイティブコミュニティとテクノロジーの関係」などをテーマにしたトークセッションを実施する。

10日(日)には、VIE株式会社によるカンファレンスプログラム「VIE presents “Neuro Music - Dive into your brain”」を開催。新世代のコンサートビジュアルのためのクリエイティブツール「MXR」のワークショップを同日午前に開催する。プログラムの後半では、『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL : SAC_2045』のスペシャルコラボ企画として、5Fではトークイベントが、6Fでは藤井進也氏と脇田 玲氏によるオーディオビジュアルライブセッションが開催される。

参加・聴講は9日・10日ともに無料。

「XR Program」(4F)

4Fエントランスホールでは、NianticのARプラットホーム「Lightship ARDK」と「8th Wall」を活用した最新のMRコンテンツ「GOFL by LiquidCity」と「Magical Forest by Designium」をはじめ、XR作品やVR作品が複数公開され、無料で体験できる。

MRコンテンツ「Magical Forest by Designium」(左)と「GOFL by LiquidCity」(右)

■開催概要

MUTEK.JP Pro Conference in collaboration with Mawari
日程:2023年12月9日(土)~ 10日(日)
会場:渋谷ストリームホール
時間:10:00〜19:00
料金:6Fメインホール「assimilating XR」は3,000円、その他は無料
主催:一般社団法人MUTEK Japan, 株式会社Mawari
http://conference.mutekjp.org/

MUTEK.JPとは

MUTEK.JP2022のステージ

サウンド、電子音楽、オーディオ・ビジュアルアートにおけるデジタル・クリエイティビティの開発と普及を目的とした、芸術文化活動を行うモントリオール発の団体。MUTEK JapanはMUTEKグローバルのアジア唯一の国として2016年に設立され、ライブエンタテイメントやシンポジウムなどの多種多様なプログラムを企画運営する。
https://tokyo.mutek.org/

Mawari社について

2017年、東京で設立されたMawari社は、世界中で40以上のXR体験の実装を実現してきたテック企業。中核となる3Dストリーミング技術と分割レンダリング技術(いずれも特許申請中)は、各方面から大きな注目を集める。
https://www.mawari.io/

梅田宏明氏について

振付家・ダンサー・ビジュアルアーティスト。2022年、横浜ダンスコレクションで発表したデビュー作『while going to a condition』を機に、自身の振付作品がパリ・シャイヨー国立劇場など世界各地に招聘され、これまでの公演先は世界40ヵ国/150都市以上にのぼる。作品では振付、ダンスだけでなくサウンド・映像・照明デザインも手がけ、テクノロジーアートや音楽の分野などでも多く上演されている。
2023年12月9日(土)〜 10日(日)には、「ヨコハマダンスコレクション2023」で新作『assimilating』を上演する。
https://yokohama-dance-collection.jp/program/program07/