アカデミー賞(Academy Awards)を主催する映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences、AMPAS)は現地時間の1月23日、第96回アカデミー賞の候補を発表。全世界で興行収入1億ドルを突破した山崎 貴監督作品『ゴジラ -1.0』が視覚効果賞(VISUAL EFFECTS)にノミネートされた。

日本映画における同賞のノミネートは本邦初。授賞式は現地時間の3月10日に行われる。

映画『ゴジラ-1.0』全国東宝系にて公開中
監督・脚本・VFX:山崎 貴、制作:TOHOスタジオ/ROBOT、製作・配給:東宝
https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
©2023 TOHO CO., LTD.

『ゴジラ-1.0』公式Xでは、山崎監督をはじめとした白組 調布スタジオのスタッフがノミネート発表を受けて歓喜する様子が発信された。

山崎監督はノミネートを受けてXにコメント動画を投稿。

本当に信じられないことが起きました。まさか『ゴジラ』をつくっているときにこんなことが起きるなんて全く想像してなかったんですけれども、『ゴジラ』という存在が凄いところまで連れてきてくれたなぁというふうに思っています。皆さんが本当に応援してくれて、ノミネート発表の前日に、凄くいろんな方々から「絶対獲れる」、「応援してる」というふうに言ってくださったことが僕らには凄い力になったと思いますし、皆さんの力が集結してのこの結果だと思いますので、本当に皆さんに感謝します。ありがとうございました。

CGWORLDでは『ゴジラ-1.0』のVFXを詳細に紹介

CGWORLD vol.304(2023年12月号)では8ページにわたって『ゴジラ-1.0』の制作の裏側に迫る記事を掲載。

山崎監督の口から語られる企画背景やチームビルディングにはじまり、モデリング、エフェクト、コンポジットの詳細なブレイクダウンを紹介している。記事はCGWORLD.jpでも読むことができる。

VFXアナトミー 映画『ゴジラ-1.0』 白組 調布スタジオがこれまで培ってきたVFX技術の集大成

そして『ゴジラ-1.0』に至る道のりとして、CGWORLD vol.291(2022年11月号)では「山崎 貴と白組 調布スタジオ」を特集。卓越したVFX作品が生み出されるスタジオ環境や作品メイキングをたっぷりと掲載している。