イギリスPlaycanvas社は2月13日（木）、オープンソースでWebブラウザベースの3D Gaussian Splatsの編集＆最適化ツール「SuperSplat 2.0」をリリースした。新バージョンからはドメインがhttps://superspl.at/となり、作成したSplatsデータをWebにパブリッシュすることで、ユーザー同士でのSplatsデータ共有が可能となった。また、カメラのフライスルー作成にも対応している。
Webへのパブリッシュとデータ共有
SuperSplat 2.0では、エディタのメニューから簡単にWebにパブリッシュ（公開）が行え、共有用のURLが発行される。
With the ability to publish splats to the web, superspl.at has become a great place to explore the work of the Gaussian Splat community. Browse or search digitized reality from creators around the world.
SplatsをWebに公開する機能によって、superspl.atはGaussian Splatコミュニティの作品を探索する最適な場所になりました。世界中のクリエイターのデジタル化された現実を閲覧・検索できます。
なお、SuperSplatのWebサイトへ掲載するかどうかはパブリッシュ時に選択可能だ。
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▲ファイルメニュー→「公開」からWebへのパブリッシュが可能 -
▲パブリッシュ時の設定で「Listed」をオフにすると、SuperSplatのWebサイトには掲載されない
そして、同社のWebGLゲームエンジンである「PlayCanvas」をベースにしたWebビューアはWebXRと完全に統合されていることから、AR／VRデバイスを介してSuperSplatのWebサイトにアクセスした際に、フォトリアルなSplatsデータを仮想空間に呼び出すことができる。
▲ARデバイスを使用してSuperSplatのWebサイトからデータを室内に表示した様子
カメラのフライスルー作成
SuperSplat 2.0ではタイムラインが導入され、フレームを選択してシーン内で移動・回転・ズームを設定し、キーフレームを打つだけでフライスルーアニメーションを作成できる。アニメーションはWebにパブリッシュでき、ユーザーがシーンを開いた際に再生される。
▲UI下部のタイムラインでフレームを選択して構図を決め、キーフレームを追加してフライスルーアニメーションを作成する
なお、このカメラのアニメーション作成に対応するため、新しく拡張子.ssprojを用いるSuperSplatのプロジェクトファイル形式が用意された。
■SuperSplat 2.0（新ドメイン）
https://superspl.at
■Publish Your Gaussian Splats with SuperSplat 2.0（公式ブログ、英語）
https://blog.playcanvas.com/publish-your-gaussian-splats-with-supersplat/
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