建築パース・CGパースやVR制作をはじめとした3DCG制作を手がける株式会社CGworksが、昭和ビンテージ洋品店スミックスのバーチャルショップの空間デザインと制作を担当した。ハイブランド路面店の高級感とクラシカルレトロを融合させた「昭和ビンテージ洋品店 異次元店」は、2022年2月17日10:00にオープンする。
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■「昭和ビンテージ洋品店 異次元店」について
「昭和ビンテージ洋品店スミックス」が取り扱っている商品は、昭和二十年~四十年代当時に令嬢が着用していた国産の洋服で、縫製技術が高くほとんどがオートクチュール品。実店舗がないスミックスはコロナ禍を機会にもう1つの拠点がある福岡市での「福岡市中小企業等デジタルトランスフォーメーション促進モデル事業補助金」を活用して異次元店を実現した。バーチャル空間はクラシカルレトロをキーワードにデザインし、マネキンは入口から左右非対称に配置。単にマネキンが空間にいるだけでは飽きが来るとの要望から、洋服の物語も空間内に展示している。
商品は通常のフォトグラメトリよりも簡単・低コストでかつ、商品の生地を細部にわたる3DスキャンをiPhoneで手軽に行うことができるSTEAMPUNK DIGITAL社のMonocle Primeを採用。これによりスキャン作業の内製化も可能となった。
スミックス 大西澄江代表の制作当初のテーマは「対面販売を非対面に切り替え、国内外のモデルケースになる」だった。オープンを控えた「スミックス異次元店」はDXとSDGsを融合させ、コロナ禍で困っている中小企業や個人事業主が補助金を活用したモデルケースとなっている。