株式会社リコーは、360°カメラ「RICOH THETA」の新たな拡張機能として、カメラで撮影するだけで、CG画像を作成する際に簡単に環境光を再現する画像データを生成できる「HDRI」プラグインを新たにラインアップし、プラグインストアに公開した。
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■「HDRI」について

「HDRI」プラグインは、プラグインによる拡張機能に対応するRICOH THETAシリーズにインストールすることで利用することができる。リコー公式プラグインストア公開のプラグインとしては17個目のプラグインとなる。ユーザーはプラグインストアから好みのプラグインをインストールすることで、RICOH THETAをより使いやすくカスタマイズすることができる。

プラグイン「HDRI」
同プラグインはRICOH THETA内で高ダイナミックレンジ画像(EXR)を生成する。通常、高ダイナミックレンジ画像(EXR)を生成するには、カメラで撮影した後、PCで画像編集し、EXRデータを生成するという手間がかかるものだった。HDRIプラグインでは1回シャッターを切っただけで、撮影から画像編集まで、RICOH THETA単体で行うことができる。生成された高ダイナミックレンジ画像は幅広い輝度差の情報を持っているので、CGやレンダリング作成時の環境光として活用すると、まるでその空間にいるかのような光の陰影を再現することができる。

対応機種:RICOH THETA Z1