株式会社パスコは、Skyline Software Systems(以下、スカイライン社)が開発した3次元ビジュアライゼーションソフトウェアの日本国内販売を2022年5月16日より開始し、あわせて日本語化に着手した。なお、日本語版の販売は2022年秋から順次開始する予定だという。
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■概要

パスコは同ソフトウェアの普及を図るとともに、スマートシティ(※1)やスーパーシティ(※2)に有益なデジタルツインを推進していく。また、BIM/CIM、防災・減災、道路、河川、砂防、都市計画、森林、港湾、海洋開発など、さまざまな分野において3次元空間情報の活用を推進するとともに、課題解決を支援していく。

※1 スマートシティとは、都市の各分野において先進技術の導入・実証を目指すもの
※2 スーパーシティとは、各分野を横断するデータ連携基盤を軸にして、「まるごと未来都市」をつくることを目指し、技術者や企業の目線ではなく、住民目線でより良い未来を実現しようとするもの

■スカイライン社の3次元ビジュアライゼーションソフトウェアについて

スカイライン社の製品は、3次元や2次元の地理空間データが視覚化できる世界的なソフトウェアの1つ。3次元データの構築や処理・分析、保存・共有が可能であり、国や自治体などの行政業務や、民間分野など、さまざまな業務分野で活用できる。

航空・UAV写真測量:3次元データ作成(SfM/MVS)
防災・減災:地形情報の表示や状況把握
道路・河川・砂防:広域を対象とした3次元管内図(河川管内図など)
社会インフラ管理:構造物情報の表示や状況把握
まちづくり、都市計画:都市モデル作成、都市計画や社会インフラ管理などのデジタルツイン活用
港湾・海洋開発:海底地形情報の表示や状況把握

販売を開始する製品
TerraExplorer(テラエクスプローラー):3次元空間情報の作成、表示・分析ツール
TerraBuilder(テラビルダー):広域での高速表示可能な地形データ生成ツール
PhotoMesh(フォトメッシュ):写真による詳細な3次元空間情報、データ生成ツール
SkylineGlobe Server(スカイライングローブ サーバー):空間情報のデータベース構築・管理・配信ツール

製品の詳細はホームページに掲載している