3Dデータの活用の場が急速に増加している背景を機に、3Dデータの第一次産業と呼ばれるCGパース業界のリーディングカンパニー2社「inkar」と「CGworks」が業務提携を発表した。「外観のinkar、内観のCGworks」両社提携による業界の知名度向上を図るという。
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■概要

CGworksは創業からわずか3年半、そのうち2年半以上がコロナ禍での経営状況で45名規模に拡大しているCG制作プロダクションである。「3D×○○」をサービスの軸と捉え、在籍メンバーは3DCGプロフェッショナル、設計事務所出身デザイナー、Webエンジニアで構成されている。バーチャルコンテンツなども自社でワンストップで制作することができる。

inkarは日本を代表する建築物や大規模計画などのメインビジュアル制作において歴史と実力を兼ね備えたCG制作プロダクション。

緻密さと創造力に裏付けられた独自のモデリング技術を基盤とし、建築物の必然性や世界観を掘り下げた絵づくりを心がけている。また業界でもいち早く2013年にドローン事業に参画し、“ドローン撮影+CG制作”による包括的な環境表現を得意としている。

長きにわたり建築・内装の最先端3Dデザイン制作を手掛けてきた両社がタッグを組むことで、大規模開発案件、メタバース、バーチャルコンテンツ、BIMなど圧倒的なクオリティの3D空間を提供することが可能になるという。

■業務提携の目的

・パース業界の認知度向上
・CGパースクリエイターの地位向上
・3DCGモデリングをパース業界の「第一次産業」と位置付け、ビジネスとしての発展を狙う
・ビジネス視点をCGworksで、ものづくり視点をインカーで
・「外観のinkar、内観のCGworks」というワードを軸に、両社提携によるブランド向上を図る
・両社の業務フロー共有や交流イベント共催などの活動づくりで発展に寄与

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