現代美術アーティスト上路市剛氏による『肌色の色彩学講義~人間の肌の塗り方を徹底解説~』が8月24日(水)にオンライン配信にて開催します。
講義の詳細
人間の肌の色を塗る際に必要な考え方を、美術史と色彩学を切り口に徹底解説!
美術の長い歴史の中で、先人たちが追求した「透明感のある自然な表現」を紹介します。
そして、その色彩の考え方は、我々の日々の生活の中にも深く根付いていることを再認識する機会にもなるでしょう。
歴史の変遷を追いながら「色」をどの様に使いこなすのかという考え方を徹底的に伝授します!
もちろん、具体的な肌色の塗装のテクニックもお見せします。
講師の紹介
現代美術アーティスト
上路市剛
1992年 大阪生まれ
2015年 京都教育大学 教育学部 美術領域専攻 卒業
ハリウッドの技術を応用したリアリズム彫刻を主軸に作品を展開。2015年ギャラリー知(京都)にて開催された個展を皮切りに作家デビュー。
世界中でのアートフェアに、2019年には森ビル内A/Dギャラリーでの個展開催など、国内外で活躍している。
アーティスト活動と並行して、作品作りにて培われた技術を教えるワークショップを2018年より開催。
義眼セミナー、塗装セミナー、フェイシャルトポロジーセミナー(彫刻セミナー)など、多数の講義を実施中
カリキュラム
■美術史と色彩学
現代の我々が扱う「色」の考え方がどの様にして出来上がってきたのかという事を、美術史と色彩学を切り口に解説します。
歴史や理論を紹介する事で、資料として使える情報を増やし、視野を広げることが目的です。
幅広い視野を持てれば、過去の膨大な量の美術作品や、どこにでもある広告や印刷物など、全ての「色」を扱うものが資料になります。
■混色シミュレーション
Photoshopを使って「肌色」の混色のシミュレーションを行います。
ずばり「肌色」は「くすんだ焦げ茶を薄めたもの」です!
これがどういうことなのかをPhotoshop上で再現しながら解説します。
■実際の塗装工程解説
講師のカミジのライフマスクをリアルな肌色に着色する工程を細かく解説します。
静止画と動画を組み合わせながら、細かく解説します。