映像制作を主軸としたBtoB企業のブランディング・プロモーションに強みを持つG-WORKSは、香川県高松市に西日本最大級のバーチャルプロダクションスタジオ「SITE V」をオープンした。

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SITE Vの特長

幅10.5m、高さ6mの大型LEDウォールでバーチャル空間を使った新たな映像制作

「SITE V」の最大の特長は、1階の「第1スタジオ」にバーチャルプロダクションの設備を完備していることである。これにより巨大なLEDスクリーン(幅10.5×高さ6mのメインスクリーンのほかサイドと天井にも装備)に映し出した映像を背景として被写体を撮影する最新の撮影法バーチャルプロダクションに対応が可能。カメラの動きと背景の映像を連動させることで(インカメラVFX)、実際の撮影では不可能な複雑なカメラワークをも可能にする。

Uureal Engineのバーチャル空間で自由にカメラワークが可能

第1スタジオの主要機材は、メインディスプレイには、ROE Visualの2.6mmピッチ超高精細LEDディスプレイ「Ruby2.6F」を導入した。反射のないマットな表面と色再現能力に優れたFlip Chip LEDを採用している点が特徴だ。天井と側面の環境照明用には、同じくROE Visualの高輝度LEDディスプレイ「ROE CB5MKⅡ」を導入している。

ビデオプロセッサは、専用GUIでカラーマネジメントがスムーズなBrompton製を使用。シャッターシンク機能によりカメラのシャッタースピードに合わせパネルをリフレッシュすることができ、フリッカーなどの現象を防ぐことができる。映画撮影など24p運用が可能となっている。

カメラトラッキングシステムはMo-Sys「StarTracker Max」、メディアサーバは、メインがdisguise「vx 4+」、レンダリング専⽤サーバとしてdisguise「RXⅡ」を使⽤。3DCGプラットフォームはUnreal Engineを使⽤している。

第2スタジオは防音設備でキッチン付きのユーティリティスペース

SITE Vの2階には、高さ5mで防音設備を有する「第2スタジオ」がある。

主にライブコマースなどの動画配信で使用することを想定している。スタジオ後方にはキッチンも完備されているため、料理撮影にも対応。背景1面から4面までグリーンバックを設置することもできるので、VFX用のクロマキー撮影も可能だ。

今後は、モーションキャプチャシステムを導入して、さらに多様なクリエイティブへの対応も視野に入れている。

さらには、撮影だけでなく、ギャラリーや個展、セミナーなどのイベントスペースとしての利用も可能なため、ユーティリティスペースとして多くの人々が集まる場としての活用も期待される。

※防音設備は完全防音ではないため、使用の際は確認が必要

施設概要

VIRTUAL PRODUCTION STUDIO [SITE V]

〒761-0302
香川県高松市上林町678-1

TEL:087-813-7035

g-works.online/site-v

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株式会社G-WORKS

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