EIZO株式会社は、30.5型・DCI 4K(4,096×2,160)解像度のHDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」を2025年1月24日に発売する。価格はオープンでEIZOダイレクト販売価格は3,506,800円(税込)。
■「HPAアワード2020」受賞、CG3146の後継機種が登場!
「ColorEdge PROMINENCE CG1」(以下、CG1)は、映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用するHDR対応のリファレンスモニター。
ハリウッド・プロフェッショナル・アソシエーションが主催し、映像制作業界における傑出した作品や技術を評価する「HPAアワード2020」で優秀技術賞を受賞した「ColorEdge PROMINENCE CG3146」(以下、CG3146)の後継機種だ。
「ColorEdge PROMINENCE CG1」
種類:IPS(アンチグレア)
サイズ:30.5型(77.5 cm)
推奨解像度:4096✕2160(アスペクト比17:9)
参考価格:EIZOダイレクト販売価格 3,506,800円(税込)
発売日:2025年1月24日
eizo.co.jp/products/ce/cg1/
■前機種から進化したポイントは?
★同社初! 放送業界最新の映像伝送規格「SMPTE ST 2110」に対応
CG1は同社のモニターとしては初めて、IPネットワーク上における映像データの伝送方式を定めた標準規格「SMPTE ST 2110」に対応した。
IPネットワーク上に非圧縮方式で送られた映像を扱うことができ、より効率的な制作ワークフローの構築をサポートする。
★CG3146から大幅な軽量化を実現!
筐体に軽量な工業用アルミニウム素材を採用し、前機種CG3146と比べて、重さが約34%軽量化された。
また、背面に運搬時に便利なハンドルを装備し、設置時の負担を軽減している。
★その他にも……
・HDMIの伝送モードFRLに対応
・EIZO独自のアルゴリズムによって前機種から表示性能をさらに進化
・リモコンで効率的な設定操作が可能
※モニターにリモコンは付属しないため、ユーザーにて用意を
■CG1の主な特長
★1000cd/m²の高輝度を正確に測定、キャリブレーションセンサー内蔵
HDRリファレンスモニターでは世界で初めて(同社調べ)キャリブレーションセンサーを筐体に内蔵したCG3146につづき、1000cd/m²の高輝度を正確に測定できるキャリブレーションセンサーを筐体上部に内蔵している。
無償の専用カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」を使用することで、輝度・色温度・ガンマ(EOTF)・色域などの目標に沿った表示、任意のカメラLogに沿った設定に手間なくキャリブレーションが可能だ。また、定期的な再調整を自動で実施するため、経年変化による輝度や色度のずれを補正し、常に正しいHDR表示を保つことができる。
★その他にも……
・1000cd/m²の高輝度、100万:1の高コントラストでHDR映像を正確に表示
・Hybrid Log Gamma方式とPQ方式、両方のHDR特有のガンマ(EOTF)に対応
・デジタルシネマ規格DCI-P3、BT.2020を忠実に再現する広色域
・12G-SDIまで対応の入力/出力端子を2系統、3G-SDIまで対応の入力/出力端子を2系統の計4系統のSDI端子を搭載、撮影カメラに直接接続可能
・HDMI、DisplayPort端子を1系統ずつ搭載し、ビデオフォーマットにも対応、HDMI入力は50/60pで4:4:4 12-bitまで、DisplayPort入力は50/60pで4:4:4 10-bitまで対応
・カラー設定が自動で切替わるSync Signal機能を搭載
・設定ミスによる制作業務の手戻りを防ぐPixel Inspection機能を搭載
・ズーム機能や色域外警告機能、輝度警告機能など映像制作専用機能を搭載
・調整ダイヤルを筐体前面に装備し、スムーズかつ正確にモニターの設定を調整
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