EIZO株式会社の4K HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3146」は、ハリウッド・プロフェッショナル・アソシエーション(HPA)が主催し、映像制作業界における傑出した作品や技術を評価する「HPAアワード2020」で、優秀技術賞(Engineering Excellence)を受賞した。

■概要

ColorEdge PROMINENCE CG3146は、HDRリファレンスモニターでは世界で初めて(同社調べ)キャリブレーションセンサーを筐体に内蔵している。映像制作業界に新たな革新をもたらした最先端の技術として、HDRの高輝度表示を内蔵のセンサーで正確に測定し、キャリブレーションできることが評価された。HPAアワードの技術審査委員会(Engineering Committee)委員長のJoachim Zell氏は、次のようにコメントしている。

「イメージングサイエンティストとして、またワークフローデザイナーとして、CG3146を何度か評価・テストしたことがあり、その色域と色調カーブの正確さには驚かされました。内蔵センサーの自動キャリブレーションの精度が正確で、異なるカラーモードへの切替えもスムーズであり、また、長時間使用しても手元の約20,000ドルの測色器の値と一致し、許容範囲内に収まっていました。 委員長であったため私は投票には参加せず、2020年のHPAアワードの審査員にも、私の意見は伝えていませんでしたが、それでもEIZOは受賞しました。審査員を納得させ、HPAアワード2020の優秀技術賞を受賞されたこと、本当におめでとうございます」。