アセットルックデブに必要な基礎知識やPBRの考え方にフォーカスした『アセットルックデブ基礎講座~プリレンダーのルックデブとPBRを知る~』と、Arnold Renderを用いて、SSS(生き物の肌)やTransmission(透明物)、ThinFilm(構造色)、Sheen(毛羽立ち)といった難易度の高いシェーディング表現のコントロール方法を学ぶ『アセットルックデブ講座~複雑なシェーディングのコントロール方法~』を、2月17日(火)・18日(水)の2日間、オンラインにて開催します。
アセットルックデブ基礎講座~プリレンダーのルックデブとPBRを知る~ アセットルックデブ講座
~複雑なシェーディングのコントロール方法~
アセットルックデブ基礎講座~プリレンダーのルックデブとPBRを知る~
講座内容
本講座はプリレンダーのアセットのルックデブ、質感設定についての基礎を学びます。
アセットルックデブに必要な知識、PBRの知識など、基礎的なことにフォーカスした内容になります。
なぜ基礎知識が必要なのかを理解していただくことで、より効率的に作業し、クリエイティブに集中することが可能になります。
Arnoldを使用し解説を行うので、Arnoldを普段使用している方はもちろんですが、その他のPBR対応のレンダラーであれば、同様に活用できる基礎的な知識を解説します。
Adobe Substance 3D Painterを使用したアセットルックデブの紹介も予定しています。
カリキュラム
■ルックデブとは?
ルックデブとは何か、またなぜルックデブが必要なのかを紹介します。 アセットのルックデブとショットのルックデブの違いから始まり、アセット作成のワークフローとルックデブの立ち位置、アセットルックデブが目指すこと、アセットルックデブをしっかりすることによる恩恵を紹介します。
■アセットルックデブに必要な知識の紹介
アセットルックデブをする際に必要と思われる知識を紹介していきます。 PBRについては後半で詳しく触れますが、その他にどのような知識があるとよいのか順を追って説明していきます。またAOVを使用し、Nukeを使用したアセットのルックデブの紹介をします。今回の講座ではNuke Assistを利用したルックデブの紹介をします。
■リファレンスの集め方、観察の仕方
質感を詰めていく中でリファレンスの観察は重要です。現代ではいろいろな資料が手に入りますが、その資料ごとの違い、気を付けるべきことなどを紹介します。
■PBR基礎
近年フォトリアルなルックをつくる上でかかせないPBRについて導入から詳しく解説します。PBRの特徴、PBRの基礎概念とも呼ばれる「エネルギー保存の法則」「フレネル効果」「マイクロファセット理論」についてそれぞれ紹介し、 実際にArnoldでどのように動いているのかを解説します。
■PBRの主要パラメーターの紹介
PBRの主要パラメーターであるベースカラー、ラフネス、メタリック、ノーマルについて深堀して紹介していきます。 AlbedoとDiffuseの違い、鏡面反射(スペキュラー)についての紹介、メタルネスを正しく使う方法、ノーマルマップ、バンプマップ、ディスプレイスメントマップの違いの紹介をします。 これらを知り、使いこなせるようになることで質感をよりよくすることができます。
■PBRのルールを破ることによるトラブルと、必要に応じたルールの破り方
今まで紹介してきたPBRのルールを破った際、どんなトラブルが発生するかを紹介します。 メタルネスの使い方やIORでの調整等してしまうことでPBRが破綻することがあるものなども紹介します。 しかし、PBRを守れば全て良くなるのかというとそうではないケースもあります。 どういう状況ならPBRを破ることが許容されるのかも例を挙げながらお話します。
■Substance Painterでのルックデブ
新規シーンの作成の設定の仕方、テンプレートなど共有可能なデータの紹介、Arnoldとのルック合わせなどを解説します。 知ることで効率よくルックデブを行えるようになるSubstance PainterとArnoldの使い方の解説します。
開催概要
開催日時:2026年2月17日(火)18:00 ~ 21:00
講義時間:180分 ※休憩も含みます
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は開催後、1週間以内にご登録メールアドレスへ配信します
価格:8,000円(税抜)
アセットルックデブ講座~複雑なシェーディングのコントロール方法~
講座内容
本講座はArnold Renderで難易度の高い質感設定について学びます。
特にSSS(生き物の肌)、Transmission(透明物)、ThinFilm(構造色)、Sheen(毛羽立ち)といった項目にフォーカスして解説します。
本講座では、単にリアルな質感を目指すのではなく、演出の意図や作品の要望に応じて、質感や見た目を自在にコントロールすることを目的としています。そうした考え方を踏まえ、各項目が活用されるアセットのルックデブ事例を交えて解説します。
また、重くなりがちなレンダリングを軽量化しながら設定を詰めるためのアプローチや、実制作に役立つTipsも多数紹介。即戦力として活かせる内容をお届けします。
カリキュラム
■SSS~肌表現~
まずはAiStandardSurfaceのSSSについて学びます。
各種パラメーターの確認に加えて、どのパラメーターを調整すべきか、具体的な考え方を解説します。
また、シェーダーだけでなく、質感表現に関わるジオメトリ側の設定項目についても取り上げます。
最後に、スキャンモデルと恐竜モデルを用いて、SSSの設定方法を実践的に紹介します。
■Transmission~透明物~
透明な質感を表現するためのTransmissionのパラメーターについて詳しく確認し、「透過」との違いについても解説します。
クリスタルを題材に、見た目をコントロールするシェーダーの組み方をデモンストレーション形式で紹介。
さらに、TransmissionのScatter表現についても、和菓子をモチーフにした事例(※変更の可能性あり)を通じて実践的に解説します。
■Sheen~毛羽立ち~
Sheenパラメーターについて解説します。
スウェットパーカーを例に、まず布地に毛を配置して質感を再現し、その後、Sheenを使って簡略化しながらリアルさを保つアプローチを紹介します。
さらに、布地のルックを調整する際に役立つその他の質感パラメーターについてもあわせて解説します。
■ThinFilm~構造色~
ThinFilmについて解説し、構造色を再現するためのアプローチを紹介します。
まず、真珠のような干渉色を表現する一例として、ThinFilmを活用した質感設定を解説します。
最後に、コガネムシを題材に、ThinFilmとは異なる手法で狙った構造色を再現するアプローチについても紹介します。
開催概要
開催日時:2025年2月18日(水)18:00 ~ 21:00
講義時間:180分 ※休憩も含みます
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は開催後、1週間以内にご登録メールアドレスへ配信します
価格:10,000円(税抜)
講師の紹介
遠藤 龍一 氏
フリーランスCGデザイナー
モデリング、ルックデブ、ライティング、コンポを案件に応じて担当。
VFX、フルCGアニメーション、作画アニメ等ジャンル問わず関わる。
CGの質感、ルックデブに特化したブログを運営中。
https://cg-lookdev.blogspot.com/