Adobeが、Substance 3Dツール群の最新アップデートを発表した。
Adobe公式ブログ Substance 3D Painter 12.0 公式リリースノートSubstance 3D Painter 12.0を公開
Adobeは、GDC 2026にて「Substance 3D Painter」の最新バージョンとなる12.0を発表した。新機能であるデカール投影の改善をはじめ、テクスチャ制作のワークフローを改善する複数の機能が紹介されている。
「Warp to Geometry」でデカール投影を改善
新機能「Warp to Geometry」は、複雑な形状や凹凸のある表面、穴の開いたメッシュなどへのデカールを貼る作業を大幅に効率化する機能である。
従来の平面的な投影とは異なり、Warp to Geometryでは下地のサーフェスに動的に追従するプロジェクショングリッドを使用する。この機能を使ってデカールを配置することで、グリッドがメッシュの曲率や構造に合わせてリアルタイムで自動適応し、従来の投影手法では引き伸ばされたり消えたりしてしまったような複雑なフォームに対してもディテールを正確に投影することが可能になる。
また、複数のレイヤーをグループ化することで一括でフラット化することが可能になった。一度にバッチ書き出しができるため、データの再利用や共有、アーカイブ作成をスムーズに行える。
さらに、新しく改善されたポストエフェクトも導入され、Painter内で直接作品をプレビュー・提示する際の可能性が広がった。
Substance 3D Painter 12.1 パブリックベータも発表
12.0のリリースとあわせて、今後予定されている改善や新機能をいち早く体験できるSubstance 3D Painter 12.1 パブリックベータの実施予定も発表された。
このベータ版では、ベイキングワークフローの強化、新しいSkew Mapのペイント機能、そして初期段階のOpenPBRサポートが導入される。パブリックベータを通じて次期バージョンをいち早く試し、将来のPainterの形を形作るためのフィードバックを送ることができる。
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