講義内容
漫画「サンダー3」における3Dモデリングからのデザインへのアプローチと仕上げまでの過程を解説します。
モデリングの作業といえば通常、細かいデザイン画と指示書があり、それらを元に3Dモデルを作ります。
しかし、サンダー3では、池田先生のラフ絵を元に先生とやり取りしながらモデルを仕上げていきました。
リアルな世界になじむように、そして異質な宇宙人の乗り物という絶妙なバランスを作り出しています。
作るモデルを実際に存在するリアルな物にどうやって見せるかのコツ、 機能を考えて、それに基づくパーツ作成の考え方、3DCoatによる最終質感の仕上げ方までを解説します。
カリキュラム
1.デザイン画からラフモデルへ
・デザイン画からモデルの形状をどう汲み取り、ブロックモデルを作っていくかの解説
・空間や形状の把握の仕方の解説
2.ラフモデルからディテールモデルへ
・ラフモデルから各パーツの機能を考えディテールアップしていく過程の解説
・どのように考えてモデルの解像度を上げていくのかの解説
3.モデル完成から3DCoatによる質感作成
・細かく出来たモデルの効率の良いUV展開の方法と 3DCoatの基本的な使い方とコツ、テクスチャーの出力方法の解説
講師の紹介
帆足タケヒコ
ハードサーフェースモデリングの専門会社として 2013年創業 今年11年目。実写映画,アニメ,MV,CM,ゲームなど事業内容は多岐にわたる。 近年はメカデザイナーとしての仕事が多め。
開催概要
- 開催日時
2024年11月26日(火)18:00-21:00
- アーカイブ配信
あり ※期間限定
- 価格
10,000円(税抜)