実写版デスノートや実写版BLEACHで死神やホロウのデザインを担当したコンセプトアーティストである塩田絵里氏の講座『クリーチャーデザインの発想法と造形術~美しさと鬱々しさの融合・魅力的な人体描写と退廃美の表現~』を8月26日(月)にオンライン配信にて開催する。
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スライドと、タイムラプス録画による作例のモデリング、テクスチャ、レタッチの作業工程紹介を通して、私の世界観の強みである、「美しさ・神秘性・と、鬱々しさ・恐ろしさの相反する要素が融合した表現」について、どのように考え案を出し、それをモデルに落とし込んで絵として仕上げているのかを解説します。
また、上記の表現を可能にするために魅力的な人体表現を心掛けていますが、人体のモデリングは誤魔化しが効かない分非常に難易度が高いものです。この人体表現をどのように学んだか、どのように自分なりの表現を模索しているかも併せて紹介したいと思います。
まだモデラーとしては未熟な部分が多い分、タイムラプスでは苦戦している様子も隠さずに紹介しますので、中級者の中でもより初級者に近い目線の内容になっているかと思います。是非気軽に受講して頂けると幸いです。
カリキュラム
1.アイディア出しの方法
自主制作と仕事でのアイディア出しの方法は少し異なりますが、
今回は自主制作での私なりのアイディア出しの方法や思考術を解説します。
2.基礎力の大切さの解説
目を逸らしがちなデッサン、スケッチ等の基礎力の訓練。
私も苦労しました。
ですが全ての基礎となる大切な力なので、避けては通れない工程ですし、
プロになってからも勉強し続けなければなりません。
基礎訓練で得られる自分だけの解釈や個性について解説したいと思います。
3.作例のモデリングタイムラプスを流しながらの解説
・シルエットを固める事に重点を置いた時間配分や、
途中で何度も悩みながら取ったり付けたり壊したり作り直したりする工程も含めて、
未熟な部分も曝け出しながら解説をしていきたいと思います。
・Substance3DPainterを用いたテクスチャ作成の紹介も行います。
4.質疑応答
講師の紹介
塩田絵里
コンセプトアーティスト
2013年に金沢美術工芸大学の油画専攻を卒業後、2015年にデジタル・フロンティアのコンセプトアーティストとしてキャリアをスタート 実写版デスノートや実写版BLEACHで死神やホロウのデザインを担当、その他アニメ作品の背景制作等にも携わる。その後ゲーム会社への転職を経て現在はフレイムハーツでコンセプトアーティストのリードとして仕事に携わりながら、個人ではZBrushによる造形作品を造っている。
開催概要
- 開催日時
- 講義時間
- アーカイブ配信
あり
※期間限定- 受講価格