3DCGアニメルック制作を体系的に学ぶオンライン講座『アニメルックステップアップ講座 ~アニメ的な構成要素と3Dでの再現方法について~』が、9月26日(金)に開催されます。
本講座では、一言で「アニメルック」といっても幅広い表現があるNPRの世界において、アニメルックを構成する主要な要素を実際のモデルを使って分解・解説し、それらがどのような手法で3DCGとして再現されるのかを学んでいきます。
シェーダーの構造理解から始まり、目指す表現のルック案作成、構成要素への分解、各要素の構築、そして最終的な統合・調整まで、アニメルックモデル完成までの全工程を実例をもとに習得。多様な要素の組み合わせにより、自分の思い描くアニメルックを実現するための実践的な知識と技術を身につけることができます。

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講座内容

近年非常に多く見られるようになってきた「アニメルック」の3DCGですが、そのアニメ的な見た目はどのようにして作られているのか、その構成要素を分解しつつ手法を解説します。

MayaとUE5を使用したリアルタイムレンダリングとしての考え方がベースになりますが、他のツールやプリレンダリングとしても応用の効く内容かと思います。

1からシェーダーを組んでいくような難しい話ではなく、これからアニメルックのモデルを作ってみたいけど何も分からず足掛かりがない方の助けになる初歩の部分や、普段アニメルックのキャラモデルを触っている方が更にアニメらしい見た目を追求できる手がかりになるような内容となります。

カリキュラム

【第1章】- どんな要素があればアニメルックになるのか?

一言で「アニメルック」と言っても、NPRという範囲でいうと幅広い表現方法があります。

人によって思い描くアニメ的な表現は多々あると思いますが、実際にアニメルックのモデルを分解しつつ主要な構成要素を紹介していきます。

各要素ごとに多様な表現方法がありますので、それらを組み合わせて多様な表現が可能になることを知っていきましょう。

【第2章】- アニメ的要素はどのような手法で作られるのか?

第1章で説明した要素は、実際にどのような手法でCGとして再現されているのか、実際にモデルを使用して紹介していきます。

シェーダーの作り方という事ではなく、あくまで手法の説明になります。各要素がどのような構造になっているのかを知ることで、自分の思い描くアニメルックを作るために必要な手法を学んでいただけます。

【第3章】- 最終的なアニメルックを目指す工程

アニメルックの要素・手法を紹介してきましたが、それらを実際どのように作っていけば良いのか、実例を元に説明していきます。

手順として、目指す表現を確定させるルック案作成、それらを再現する為の構成要素分解、シェーダーとして必要な各要素を構築、全ての要素の組み合わせ、それらの最終調整。

などをもってアニメルックモデルの完成を目指していきます。

大財 強平 (たからっきょ) 氏

普段はゲームのカットシーンを制作・ディレクションしているシネマティックアニメーター。
趣味でUEのマテリアルを勉強していった結果、携わったタイトルでキャラクターのルックをディレクションする機会も頂けるようになりました。
アニメ的な表現が大好きなので、普段遊んでいるゲームや新作ゲームのルックを研究して共有したりもしてます。
X: https://x.com/otakara0122

開催概要

開催日時

2025年9月26日(金)18:00 ~ 21:00

講義時間

180分

アーカイブ配信

あり

価格

10,000円(税抜)

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