一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC2023 (Computer Entertainment Developers Conference 2023)」を、4年ぶりとなるリアル会場(パシフィコ横浜ノース)を一部復活させ、オンラインとのハイブリット形式で開催することを決定した。また、今年のテーマは従来のCEDECが担っていた技術交流の要素を復活させる意味を込めて「Resurrection in a New World.(新しい世界での復活)」とした。会期は、8月23日(水)から25日(金)までの3日間。本日2月1日(水)よりセッション公募の受付を開始する。
■セッション公募概要
応募対象者:コンピュータエンターテインメントの開発・研究、および関連する業務にかかわるすべての人。講演内容は、エンジニアリング、プロダクション、ビジュアルアーツ、ビジネス&プロデュース、サウンド、ゲームデザイン、アカデミック・基盤技術などに関連した技術やアイデア、ノウハウなど。
応募期間:2月1日(水)~4月3日(月)午前10時
応募方法:下記のCEDEC2023の公式サイトにて。
※申込みおよび詳細はこちら
https://cedec.cesa.or.jp/2023/call_for_speakers
※特典の詳細については、上記URLにて確認。
CEDECとは、3日間かけて開催する日本国内最大級のゲーム開発者向けカンファレンス。会期中は応募で集まった国内トップレベルの技術者により、約200ものセッションが行われ、ヒットタイトルの開発背景や作業効率化のノウハウなど、ゲームに関わるあらゆる分野の興味深い話が聴講可能だ。なお、ゲーム開発に関わる様々な技術における最新動向と、近い将来に活用される可能性のある技術等を編さんした「CEDEC ゲーム開発技術ロードマップ」や、過去のCEDECで発表されたセッションの資料などの情報を公開しているサイト「CEDEC Digital Library(CEDiL)」(https://cedil.cesa.or.jp/)も公開中だ。
■「CEDEC2023」開催概要
コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2023(CEDEC2023)
会期:2023年8月23日(水)~25日(金)
会場:ハイブリッド開催/リアル会場:パシフィコ横浜ノース、オンライン会場:公式サイトにて予定
※リアル会場の受講者応募については、別途案内予定。
※リアル会場では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、人数制限を行う。
主 催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
公式サイト: https://cedec.cesa.or.jp
■「CEDEC2023に向けて」(運営委員長 金井大)
「長らく続くCOVID-19の影響により、CEDECは2020年より開催形態をオンラインに移行して対応してきました。オンライン開催により、遠方からの参加が容易になるなど様々なメリットが享受できましたが、一方でCEDECの開催目的の1つである技術交流の機会が減ってしまったのも事実です。この従来のCEDECが担っていた技術交流の要素を復活させるべく、CEDEC2023の開催テーマは“Resurrection in a New World.(新しい世界での復活)”としました。現状のコロナ禍を鑑みると、CEDEC を以前のようにオンサイトで開催するのはまだ難しい状況です。CEDEC2023 では、昨年までのノウハウを生かしたオンライン開催をベースとしつつ、限定的ではありますが現地での聴講参加や、現地での技術交流を促すような施策に取り組みます。併せて、来年以降の CEDEC がより良いイベントになるよう、実験的な施策にも取り組み、新しい CEDEC の開催形式を模索していきます。2022年は人工知能の分野において急速な発展がみられましたが、このような技術情報をアツく話せる場をCEDECでも取り戻していければと思います。皆様のご参加をお待ちしております」。